2005/03/31(木)13:10
野良猫
昨日は雨が降ったり晴れたり、雷が鳴ったり、霰が降ったりなんだか変な天気だった。
最近、うちの近所で見かける黒猫、どうやら野良猫らしいが人懐っこいらしく、子ども達が撫でてもおとなしくしているらしい。その黒猫が、雨が降ったりしているときにうちのフロントヤードの植木の下で雨宿りをしていたと子供達が言っていた。
いつもの如く家事に追われていた私は、野良猫もこの天気では大変だと思いながらも聞き流していた。
うちの猫はシェルターから引き取ってきた猫なのだが、猫エイズなどの病気や、ノミなどを貰ってくるのが心配で完全室内飼いをしている。怖がりなので他人が来ると隠れてしまうし、よその猫が家の周りにいるとフーフーいってビビりまくっている。
その猫が昨夜と今朝にかけて変な鳴き方をしたり、フーフーいっていたので、なんだか変だとは思っていた。しかしまさか家の中に余所の猫がいるとは思ってもみなかった。
実は、昨日息子と娘が野良の黒猫を可哀想に思ったのか、息子の部屋に勝手に隠していたのだった。それに気が付いたのは今朝のことだった。
なんだかオカシイと思った私が子どもたちを問い詰めると、白状したのだった。
可哀想だと思う気持ちは分かるが、野良猫を家に置くことは出来ない。ただちに外に連れて行くように言った。それから、部屋を徹底的に掃除させた。子ども達は、親に黙って勝手に猫を部屋の中に隠していた罰で、今日は一日謹慎処分。
野良猫は今日一日中うちの周りにいた。玄関のポーチや植木の下にいる猫を見ると心が痛んだ。一度家の中の暖かさを知ったら外は更に辛いだろうと思う。子どもたちの気持ちも分かるが、中途半端な優しさに腹も立てていた。
もし、明日も家の周りにいたらシェルターに連れて行くべきか・・・。それともそっとして置いたほうがいいのか悩んでしまう。