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カテゴリ:歳時記
11月11日は聖マーティンの日、マルティニエ(Martinje)。9月下旬から10月上旬にかけて仕込んだワインが、ちょうどこの頃から飲み始めることができるためか、このマーティン聖人はワインの守護聖人とされていて、この頃新作ワインを祝うパーティが催される。
我が家では、ザグレブから車で小一時間のところにある友人のウィークエンドハウスにお呼ばれ、土曜日午後にうだうだワインを飲みながら、鴨やガチョウをペカ(ペカについてはこちら)やオーブンで料理、夕方に友人のワイン小屋へ行って新作ワインの試飲、夜からパーティというのが毎年の恒例行事となっている。以前は新作ワインの洗礼の儀式をしたらしいが、今年は割愛。 鴨のペカ こちらはオーブンで焼いたガチョウ 自家製ワインの樽。友人の家族は自家ブドウで400リットル、買ったブドウで更に150リットルのワインを毎年作る。規模の大小はあれ、クロアチアではこういった家庭は特段珍しくない。 ウィークエンドハウスの暖房は薪ストーブ。暖かくていい感じ。 友人宅から道路を挟んだところにあるホテルでは、深夜2時でもまだマルティニエパーティが宴もたけなわ、大勢のカップルが音楽にあわせて踊っていた。 マーティンの日についてはFrau Bergerさんのブログにも載っています。きっと同じ起源なのでしょうが、「所変われば品変わる」といった感じで面白いです。 http://frauberger.blog80.fc2.com/blog-entry-19.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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