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テーマ:家を建てたい!(9884)
カテゴリ:設計監理、施工管理
久しぶりの設計事務所っぽい日記にしました(笑)
上の2枚の写真はアメリカで建築中の建物を撮影したものです 204工法で建てられているもので日本の場合は ほとんどが外壁に9.5mm若しくは12.5mmの構造用合板やOSB合板等を張っていますがアメリカのこの家では強度がかかる部分にOSB合板、その他の部分には外部用の石膏ボードを張っていました。 写真で白っぽく見えるのが石膏ボードで茶色がOSB合板です。 強度がかからないのに高価な合板までいらないと構造的に持つのであれば石膏ボードで充分なんだと言う考え方です。 雨や地震が少ないからとおっしゃる方もいらっしゃると思いますが撮影場所はシアトルで地震も日本ほどはありませんがありますし雨は一年のうち9ヶ月くらい降っている地域です。 この考え方を尊重すると日本の204はオーバースペック? 外部用の石膏ボードが入手が日本の場合難しいから不可能? わざわざ部所ごとに外壁を変えたらかえって手間がかかる? さあどうでしょうか?答えが難しいと思いませんか? アメリカの平均建て替えは年月は日本の約倍以上です。 手を入れながら建物を長持ちさせてキャピタルゲインを考えレセールバリューへとの欧米の考え方と建物は一生ものと考える日本。 それの答えが構造体だけに限ったものなのか?デザイン性なのか?機能なのか? 追記:っと言っても外部に石膏ボードはちょっと考えますよね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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