Llamako's Blog

2010/05/16(日)16:14

働くお母さんが抱えるハードル

心のつぶやき(12)

先日、息子が40度近い熱を出して学校を早退してきました 幸い週末に近いこともあって、ダンナが息子のケアをずっとしていました。 私はその日から仕事へ戻らなければいけませんでした 子供の具合が悪いときにも仕事へ行かなければいけないのは 親として本当に後ろ髪が引かれる思いです もう何年も前のことですが、 息子が産まれてから日本に3ヶ月ほど滞在したときがありました。 その間、日本でまた働きたいなぁと思って 短期でパート・タイムの仕事を始めることにしました。 そしてある日のこと。。 夜中にいきなり息子が高熱を出してしまいました その日は運悪くちょうど仕事がある日 でも息子をお医者さんに連れていかなければならなかったので 一応、かなり早い時間に仕事場へ「休ませて」もらえるように電話をしました。 ところがマネージャーから「それは困ります」との返事。 “代わりの人を見つけるのが難しい”という理由からでした。 一応こちらもそれは承知の上だったので、勤務が始まる何時間も前に電話したんですが。。 結局、その日は何とかお願いしてお休みをいただくことができました。 当時マネージャーとして働いていた女性とは、 私と同じくらいの年頃だったこともあり、 職場でいろんな話をすることができました。 彼女は小さい子供を2人持つお母さんでしたが、 自分は病欠など(一応あっても)絶対できない状態、だということ。 有休もあっても毎年全部は消化したことはない(できない)ということなどなど。。 彼女の話をいろいろ聞きながら、 日本で母親がフルタイムで働く環境はまだまだ厳しい状況にある感じを受けました。 特に小さい子どもの面倒をみてくれる両親やデイケアなどがない環境にある人は 子供が病気になったとき、じゃあどうしたらいいの??と疑問に思います。 もちろん彼女はマネージャーという責任のある職務についていたので それも大きく影響しているんだと思いますが。。 私の今の職場では、病欠はもちろん(正当な理由があればですが)OKだし、 有休も1年間1ヶ月以上は取れるので それを思えば、本当に恵まれた環境にあると思います。 でももちろん、仕事はなるべく休まないようにはしているつもりです。 だけどせっかく看護師の資格を取っても、 結婚・出産退職していく人が多い(もったいないことです)日本の現実を考えると アメリカの方が女性が働く環境が整っているように思います。 日本でも結婚・出産した人が職場復帰しやすい環境、 そして何よりも小さい子どもを持つお母さんが働きやすい環境が もっと整っていくことを願います

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