テーマ:舞台鑑賞大好き♪(72)
カテゴリ:……は行
2018年7月19日 観劇(松下IMPホール) 原作は漫画で、その原作者と野田秀樹が共同で戯曲化し舞台化。 1986年の初演から4度目の再演。 …ということは一切知らずw イベンターから届いた先行メールで知り、あらすじを読んで面白そうだなと思いチケット取りました。 あらすじ 痩せこけて醜い容姿ながら高い知能をもつ姉のシュラと、 誰からも愛される美しい容姿だが知能は低く話すこともできない妹のマリア。 2人の体は繋がっている結合双生児の姉妹だった。 姉のシュラは、いつまでも愛らしく無邪気で周りの人々の寵愛を一身に集める妹のことを疎ましく思いながらも、 マリアを支えつつ2人で生きていた。 しかし、10歳を目前にして2人の身体はその負担に耐え切れず衰弱してしまう。 救う方法はただひとつ、2人を切り離すこと。 果たして2人のゆく先は……? 前知識はこれだけ。 あ、あとシュラ役は乃木坂の子ってことと、東京公演を観劇した玉置玲央氏がマリア役の藤真爽子を大絶賛していたこと。 劇場に入ってまず驚いたのは舞台セット 傾斜した舞台セットといえばちょうど1年前の「怒りをこめてふり返れ」を思い出すけど、 あれ以上の傾斜・・・ ここを走り回り、上まで登っていったり・・・ 千穐楽後、出演されてた松村武氏が膝、腰、ギリギリで持ちこたえてくれましたとつぶやいてた… オープニング、体操服姿の役者たちが出てきたのには驚きました。 9歳の子供たちの演劇会みたいな設定なんですね… で、見終わって・・・現時点で5日経ってますが、まだうまく咀嚼できてないのが正直なところ。 ちゃんとストーリーを理解できてない… 切り離したらどちらか1人しか生きられない… マリアが出てきたのはちょっと意外だったけどなんか違う… 知能までが治るものなのかと・・・ 思う間もなく、心を入れ替えたという2人。 シュラの身体は死んだけど心は生きて、 マリアの心は死んだけど身体は生きて・・・ あ、1/2・・・ 劇中何度も出てきた「1/2+1/2=2/4」 半分と半分を足しても1にはならない・・ 2人を切り離しても1人にはなれない 2/4は1/2にもならない・・・かな だからこれを「螺旋方程式」と呼び・・・ お風呂の栓を抜き、お湯が渦を巻きながら吸い込まれていくように「螺旋方程式」の答えをみつけにいく・・・ それをバケモノ(?)たちが邪魔をする・・・ そして・・・・・切り離された2人。。。に戻るw 私の頭の中も螺旋方程式から抜け出せません。 戯曲の伝えたいことが何なのかが、深すぎて受け止められないっていう感じかな… 役者たち・・・ アイドル嫌いな私ですから← 乃木坂の子って少しだけ思ったのは事実です… でも、スマートモテリーマン講座とかあさひなぐとかで免疫はついてたから嫌な気はしなかったというか←上から目線ですみませんw 桜井玲香…この舞台で初めて知った方ですが凄かった アイドルとか言ったら失礼ですね… 乃木坂ではアイドルやってても、舞台上では立派な女優さんでした。 藤真爽子さんの存在感 前半はほとんどセリフがないのに・・・なんとも不思議な存在でした。 そして・・・演出の中屋敷法仁…柿喰う客主宰 柿喰う客の舞台は映像でしか観たことないけど、「半神」始まってすぐに中屋敷節だ~と偉そうに思ってしまいました この舞台、あと2、3回観たかったな。。。 いつか、今回と同じ中屋敷節で再演されたら絶対に観に行こう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.14 00:40:28
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