台湾と日本のお正月交流会(着付けの準備)
開成の通う幼稚園で行われることになった、台湾と日本のお正月交流会。昨日に引き続き、今日は着付けの準備をしています。「もし着物を持っていたら、子供達に着て見せてほしい」と、園長先生に言われたのがはじまりでした。とはいえ、この湿気の多い国に着物なんて持って来ているはずはなく、浴衣しかもって着ていないことを伝えたら、「浴衣でもいいです」とのこと。この季節に浴衣かぁ~。。。しかも、着物と浴衣じゃ全然違う。それでも取り敢えずニュアンスが伝わればいいかな、と思って引き受けることにしました。さて、どれにしようかな?子供たちの前で着るものだし、お正月ということもあるので、4着持って来ている浴衣の中から、ピンク色の浴衣を選びました。さらに着物らしく見せるために、帯揚げと帯締めをして、半襟も付けることに。半襟は着なくなった服からのリメイクです。浴衣をこんな風に着たことなんてなかったけど、帯揚げ・帯締め・半襟を加えたら、本当に着物らしくなるから不思議です。この作業は思いの外、楽しかったなぁ~♪そう、そう、足袋もマストアイテムですよね!ところが着物を扱うお店に電話したら、日本円で3000円近くするといわれ、ビックリしてしまいました(☆0☆)もちろん却下。そこで考えたのが、足の指5本が全部ひらく白い靴下 UUUUUこれなら草履も履けるし、安いしで、日本文化さんゴメンナサイ、お見逃しを~~!あとは帯結び。しばらくやっていないので、只今着付けの本を見ながら勉強中です。昔、着付けを習っていたとき先生が、「海外で着物を着る機会があるかもしれませんので、しっかり覚えて下さいね」と、言われたのを思い出しました。あの時はただ着物が好きで習っていただけだったので、「そんなことない、ない」なんて思っていましたが、ありえないことが本当に起こりうるんだなぁ~と実感しています。「やっていて無駄なことは何ひとつない」と聞きますが、本当ですよね。いつか台湾の子供たちに、着付けをしてあげられたらいいなぁ。