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フラダンサーのバックステージ日記

IN HER SHOES-そして-

2006年4月22日 (土)
「IN HER SHOES-そして-」

普段なら医療関係の話を聞くだけで力が抜ける私ですが、
自分の傷だけは冷静に見ることができるものです。
会社に着いてまじまじと見てみると、かなりオドロオドロシイこと
になっていました。

外傷というのは血が出て、痛んで、みんなに気づかれて心配して
もらえます。

だけど、心に受けた傷は血も出ないし、痛くはない。そして
だれにも気づいてもらえないものです。

外傷は、相手がいる場合もあるし、私のように自爆して負うことも
ありますが、心に受ける傷は必ず相手がいるものです。

外傷は痕が残ります。
心に受けた傷も痕が残ります。
だけど、その痕は自分の気持ちの持ちようで消すことができるのでは
ないかと思います。

自分を傷つけた相手を許すことができたら。

私はまだまだこんな気持ちに至ることはできません。
ただ、そうなるように努めようとする想いは持っていたいと
思います。

そして、社会生活をしている以上、私も誰かを傷つける
リスクがあることを改めて認識しました。
リスクだけでなく、実際何人かを確実に傷つけています。

困っている人に手を差し出す。
自分とは違う価値観の人たちと共存せざるを得ないこと。
相手の気持ちを考える。
多面的に物事を見る、考える。
ネガティブはネガティブを引き寄せる。
反対もしかり。ポジティブはポジティブを引き寄せる。
自分の怒りをこらえる強さ。
そして何よりも「許す強さ」。

生身の人間であることを見せつけるような生々しい傷口は
私にいろいろなことを気づかせてくれたのでした。

おわり



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