IRフォーラム2010大阪(その1)
先週、株式会社ツバルの森が主催するIRフォーラム2010大阪に行ってきたので感想をメモ。開催日は日曜日(21日)だったが、前日には大和証券主催のIRフェアみたいなものが大阪で開催されてたみたいでその時の紙袋を持参していた参加者がチラホラ。参加者の年齢は相変わらず年配の人が多い。各企業のIRの方法は展示と説明会のブースに分かれていて、両方出展している企業もあり。また、展示ブースでミニ説明会を実施している企業もあった。まずは、説明会の感想から。伊藤園とライオンの説明会に参加したかったのやが、参加申し込みした時には既に定員オーバーやったので断念。1.イフジ産業(2924)液卵の製造・販売を主体にしている会社。創業者(社長)の息子さんである藤井専務がプレゼンを担当。最初に会社が作成した説明動画を見た後にパワーポイントを使って事業内容・業績・今後の見通し等を説明。液卵業界のシェアは2位とのこと(1位は某マヨネーズ最大手企業の子会社)。卵が保存に適さないものであることから、保存については大規模な冷凍設備が必須とのことで、これにより卵が消費が低迷する時期に安く原料の調達ができるため、他者(特に中小企業)との差別化ができるようである。ちなみに調味料の製造会社を最近M&Aで取得しており、多角化を進めている。これについては収益の柱として育ったらいいなくらいの気でいる。結論としては、業界大手で将来の中小企業へのM&Aが期待できること、液卵という我々の生活に欠かせない商品を扱っていること、配当利回りが高いこと等から判断してポートフォリオに組み入れる余地ありと判断した。2.新コスモス電機(6824)ガス警報器・探知機等を製造・販売している会社。役員の方がプレゼンをしてくれたのやが、原稿をそのまま読んでいる感じがして途中ウトウトしてしまった。プレゼンに感じることがあまりなかったこと、事業的にピンとくるものがなかったこと、流動性・配当利回りが低いこと等から投資対象とは今のところならないかなと判断。つづく。