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WDBホールディングス株主総会と事業説明会に2年ぶりに出席してきました。 開始時刻ギリギリに到着したら、出席票の番号が80番台でしたので、100人近くは参加していた感じでしょうか。今まで出席したWDBホールディングスの株主総会の中で一番人数が多かったです。 WDBホールディングス株主総会は他の地元企業の株主総会と違って、総会でも質問があるので、出席し甲斐があります。 総会時の質問は、ここ数年と今期予想の増収減益に対するものが多く、回答を要約すると、競合他社が5~10%賃上げを実施した結果、派遣労働者が他社に奪われたため、離職率を止める施策として他社よりも高い水準になるように派遣労働者の賃上げを実施した結果とのこと。 また、神戸市中央区の旧居留地に建設中の自社ビルに関する質問もあり、来年夏以降に完成すると姫路の本社機能をそこに移すと回答がありました。労働者の新規獲得という意味合いでは姫路よりも神戸の方が優っているのは理解できるのですが、地元民としてはちょっと寂しいですね。 株主総会後は恒例の事業説明会が開催され、各事業の簡単な説明、業績の推移と中長期経営計画の説明がありました。 人材サービス事業、CRO事業ともに労働者不足による人件費高騰が起きていて、十分な数が確保できず、受注のチャンスを逃している(受注率35%・失注率65%)のが現状の課題とのことで、他社が追随でき水準の人件費の賃上げを実施して労働力を確保し、一時期的には利益率は落ちるが、DX化やプラットホーム化により販管費を減少させて、長期的には元の営業利益率(10%)に戻すとのシナリオのようです。 総会、事業説明会ともに中野社長が以前と変わらずに丁寧に回答や説明をされている姿が印象的でした。 個人的には地元企業ということを重視して、株を保有していたので、本社移転となると保有判断に変更が出そうな感じです。 以前は業界全体の成長力の話をされていましたが、今回はそういう話がなく、自社のシェアを上げるということに注力しているような印象でしたので、成熟期に突入しているのかなという印象も少し受けました。 聞きたいことは一通り聞けたので、株主懇親食事会はスルーしました。この懇親食事会は株主からの声を受けて復活したとのことなので、相変わらず株主想いの会社でしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.25 18:44:39
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