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カテゴリ:つれづれ
最近,いろんな意味で「出産」という言葉を耳にします。
これに関しては,かなりデリケートな内容だと思うので, もちろん,私にも持論はありますが, 敢えて自分の考えは人に押しつけないのが 良いと思うのですが。。。 たまたま,私には子どもが一人いるけれど, 子どもの父親とは離婚してもうすぐ8年。 シングルマザーであることに葛藤した時期もあった。 でも,今では,そんなことよりも, 何が後押ししてくれるのかわからないけど, 私にしかできなかった経験が自信へと変化してきている。 出産直前になって,予期しなかった胎児の状態の急変。 そして, たまたま安産といわれる程の短い陣痛と自然分娩ではあったけれど, 直前から胎児の状態もあまり良いとはいえなかったからか, 誕生直後に肺炎を併発。 新生児治療室で,小さいからだに管をたくさん入れられている娘。 母子同室が普通の産院で,一度も一緒に眠ることもなく, 母乳をあげることもできずにただ時間が過ぎていく。。。 そのときには,自分自身を責めたものでした。 自分は退院しても,子どもがまだ入院している。 何度,お腹の中にもう一度もどしたい!と思ったことでしょう。 でも,その後,子どもが退院をして家に一緒にいるけれど, 周囲の赤ちゃんとの泣き方が違ったりすることに, イライラすることもあったし。 ベビマセラピストとなった今,こういった泣きやぐずり。 こういうものを理解できるようになりました。 教室に通ってくれるママでも,困っている方がいました。 やはり,私と同じように,分娩時に状態が急変。 予期しないことが突然襲ってくる。 しかも,出産という未知のイベントにおいて。。。 ママも赤ちゃんもトラウマとなって, 心の奥底に根付いてしまうものがあります。 人 対 人 いろんな感情が芽生えて当然だと思います。 でも,親と子だから, 言い過ぎてしまうこともあるけど, 必ず許し合えるはず。 そんな絆作りのお手伝いをしたい,と思いました。 10ヶ月という期間,お腹の中で育てる。 こんなに長く育てる動物は他にないでしょう。 それだけ,重要な期間だと思います。 そして,この期間を乗り越えて出産をしたママには, 「自信」を持って, 自分たちにしかできない育児を展開してもらいたい! そう考える今日この頃です。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月13日 17時25分51秒
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