テーマ:ドライブ・小旅行(1713)
カテゴリ:偏食旅行記
話が前後するが、ハドリアヌス帝の壁ツアーに行く前に
カーライル城に立ち寄った。 ハドリアヌスの長城の西の端にあたる、カーライルは イングランドとスコットランドの国境の町として、 紀元1-4世紀にはローマ人の駐屯地となり、 カーライル城としては900年の歴史がある。 お城の中。 スコットランドの女王メアリーが1568年から、 1596年に夜の闇に乗じて抜け出すまで幽閉された城でもある。 このDVDに詳しいかも また、1645年のイギリスの市民革命では スコットランドの議会派に王室派守備隊は8ヶ月も篭城し、 ねずみや自分達の犬さえ食べてしまったあと、降伏した。 場内別棟には軍事博物館もある。 ヨーロッパではそれほど珍しくもないが、 実は戦争モノが好きな私はそそくさと入る。 だいたいどこの博物館も19世紀ぐらいまでなら、 あまりにも昔で、牧歌的で、見ている方にも余裕がある。 今回も軍隊付きのバンドが使っていた楽器が展示されていた。 旗や制服もデザインが凝っている。 士官のジョン・テイラーさんが、任地に妻と向かった様子を 稚拙だがスケッチ付きで両親にあてた手紙も、ほのぼのしている。 私も絵が下手だが、写真がある時代でよかった~♪ それもデジタルカメラ★ ちょっと大きいけど、こういうのもいいなぁ。 しかし、時代が下って、第一次世界大戦あたりから胸が苦しくなる。 まだ歴史になっていないからだろう。 特に第二次世界大戦のコーナーでは日本軍捕虜から没収した 日本刀、鉄砲、武運長久の寄せ書き、制服、煙草入れなどが展示されている。 寄せ書きが天地逆で裏表も反対だったのは、わざと? 外には、地下に続く道があった 下りていくと、半月形になっている。 暗闇の中を手探りで進むのは善光寺と似てる。 善光寺と言えば・・・七味唐辛子 善光寺と言えば・・・胡麻豆腐 しかし、ここはバッテリー。 バッテリーとは砲台、砲列、砲兵隊、集中砲火という訳があるが、 そのどれであっても長野のお寺の静けさとは違う湿気が鼻をかすめる。 お手数をおかけしますが、コメント・感想は目次ブログにお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/05/09 02:27:03 AM
|
|