☆☆倫敦+華盛頓 あれこれ見聞録☆☆

2004/12/14(火)09:53

ロンドンでヘアカラー♪

☆英国生活ことはじめ!(22)

筆者は日本では髪を茶色く染めていました。 しかし、イギリスに来てからというもの、染めたいとは思いつつも、ずっとロダンの「考える人」のようにためらっていました。 というのも、ただでさえイギリスで自分の望む髪型を伝えるのが難しいという言葉の問題があるうえ、イギリス人は東洋人の髪を切るのも染めるのもなれていないと思われるからです。 実際のところ、イギリス人に切ってもらうと、やたらと短くされてしまって失敗することが多いのです。 どうも、最近のイギリスでは昔のベッカムのような長い髪はあまり流行っていないようで、男で髪の長い人はあまり見ません。 そのためか、イギリスの流行から著しく逸脱してもいいから伸ばしたい!と言っているのに、どういうわけか必ず三○自動車のリストラのようにバッサリと大量に切られてしまうのです。 目指すイメージとしてはペ・ヨンジュンあるいはパク・ヨンハといったところなのですが、まるで程遠い出来映えです。 その点、日系の美容院ならばそんな心配は無用です。 客もほとんどが日本人なので、筆者のような繊細なキューティクルの髪でも安心して任せられます。 そこで、今回はついに髪を染めてもらうことにしました。 いつもながら日系の美容室の中はまさしく日本そのもの。 イギリス人の美容室に行くと、いつもスタイリストさんと英語の会話が続かず、この沈黙をどうしましょう・・・、というなんともいえない気まずい空気が流れるのですが、ここではそんな心配も要りません。 そして髪を染めている間に読む雑誌は、美容室備え付けの日本の雑誌です。 イギリスで日本の雑誌を読める機会はふだんまったくないので、スミからスミまでなめる様に読みます。 そんな感じで待ち時間があっという間に過ぎるのもすばらしいです。 髪の仕上がりも期待通りのいい感じに染まって、料金は49ポンド(約9800円)ほど。 夏以来伸ばしている髪もだいぶ長くなってきたので、この分だと3ヵ月後くらいには、眼鏡をかけてマフラーさえすれば、ヨン様・・・は無理でも、春川市制作の似てなくて廃棄されそうな等身像くらいにはなれるかもしれません。

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