あるのおはなし帳

今年は夏の甲子園が観られないと寂しい思いをしていたんですが

ふと、甲子園の漫画って何だろう？と思ったんですよ


あだち充さんの「タッチ」や「H2」は世代的に読んでました

熱血少年漫画らしくない、ゆるさがいい味出してました


ちばあきおさんの「キャプテン」は大好きでした

世代的にはかなり上だと思いますが

初代キャプテンの谷口くんはかっこよかった

かっこ悪いところもとってもかっこよかった


あとはやっぱり「巨人の星」ですかね

アニメでは少し知っていますが、漫画は読んだことないです

野球漫画の原点というポジションの作品なんですかね？


そして

そういえば「ドカベン」ってキャラクターは知ってても内容は知らんかった！

ということに気づいてしまいました

「ドカベン」は水島新司さんの作品で単行本にして48巻という大作です

少年チャンピオンから1972年から1981年まで連載されてました

古本屋さんでかなり安く売っていて

ワンピースもかなり前で止まっているので

そちらと悩みましたが

今年は甲子園が春も夏も観られないという事で「ドカベン」にしました



ここから内容ですよ


え！？ドカベンて野球漫画だったはず？

それなのに主役の山田太郎が柔道ばっかりしてる・・・

まぁ、あの体型は野球より柔道向けではありますが

えええ!?

なんて思っているうちになんとか野球を始めることにｗ

まぁ、始めるというより戻るでしたけど


無事、野球漫画になってからは山田無双でしたね（足が遅い以外は）

あんなのは今風に言えばチートですよ

あの能力なら中卒でもプロで通用してたんじゃないかって思います

そんな事を言いだしたら対戦相手も大概ですが

不知火や土門や雲龍あたりは良かったんですけどね

それ以降の登場人物は、能力とかが突飛がなくて凄いことになってました

武蔵坊とかラスボスですよ

手をかざすだけでどうにでもなるんなら^^;


山田たちの3年生の最後の夏を迎える前に

「ドカベン」は終了してしまいました

ちょっと、消化不良ですね

最後まで読みたかったなぁと思っていたんですが

なんと！

3年生の夏はドカベンの続編である「大甲子園」で描かれているそうです

そんなのありっすか？ｗ

まぁ、また時間がある時に読みますかね


時代背景は今からすればかなり古くて、熱血少年漫画らしい作品でした

キャラクターも個性の集まりでした

男・岩鬼は最初はウザさもありましたが

ストーリーが進むにつれて味のあるキャラに変貌していきました

義理人情に厚く家族思いで何だかんだで優しい男でした


少し以外なところは山田太郎の怪我が多かったこと

怪我通り越して記憶喪失にまでなっちゃうなんて

ピッチャーの里中の故障持ちはイメージ通りといったら失礼ですけど


個人的に微笑三太郎にもう少し活躍の場があれば良かったのにと思いますが

他のキャラが強すぎて目立たなかったです・・・


読み始めた頃はかなり時間が掛かるかと思いましたが

テンポも早いのでサクサク読めて面白かったです

プロ野球編もあるということでホントに大作ですね^^;


ここまでお付き合い、ありがとうございました
それでは次のおはなしで

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