あるのおはなし帳

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もう、どうしようもないってのが本音だろうさ

大手牛丼チェーンの「すき家」がトラブル続きだ。
今年の1月には鳥取県内の店舗にて、ねずみが味噌汁に混入していた。
3月28日には東京の昭島駅南店でゴキブリの一部が混入したという。
それを受け、すき家は4月4日（金）午前9時までの間、閉店する。
閉店期間中に「害虫・害獣の外部侵入、および内部生息発生撲滅の対策をする」とのこと。

すき家で働いたことはないけど、飲食店で害虫や害獣が無縁なんてとこはないだろう。
どこも必死で対策はしていると思う。
店内でゴキやネズミを見かけようものなら、お客さんは二度とその店には行かない。
自分でも行かない。

ただ、自分もスーパーで働いていた事がある。
害虫・害獣はね、いるのが当たりまえ。
それが自然なこと。
少しでも数を減らすことしかできないのが実情だった。
10を1にできても、0にはできない。
そんな感じだから、飲食店でのこのようなトラブルには同情しかない。

すき家の味噌汁の件は、お椀にねずみ一匹丸ごと入っていたんでしょ？
それはちょっと問題だと思うけどね。
少なくとも店員さんの目には入っていたはず。
それを見逃してしまったってことだろうし。





お店側は、鍋にネズミが混入していてはいないと強調。
もし鍋に入っていたら煮込んだネズミのスープをたくさんのお客さんが飲んでしまった事になるから。
そりゃ全力で否定するだろう。
熱を嫌うから鍋には近寄らないみたいなことを言ってるみたいだけど、
鍋を温まる前に入ってた可能性だってあるんだからね。
普通に考えてみよう。
仕込みのお椀にネズミがダイブして、そこに味噌汁を注いだくらいではネズミは死なないよね。

今回の件を受けて、全国の飲食店は戦々恐々だよ。
他人事じゃない。
いつ自分のところに回ってくるか分かったもんじゃない。
せいぜい、対策を強化するしかない。
でもさっきも書いたように、数を減らすことはできても根絶することは不可能。
ほんの少しの隙間があればネズミは入ってくるから。

毒餌が効果あるのも最初だけ。
学習能力の高いネズミは一度引っかかった罠には掛からない。
それに毒餌はネズミがどこで死ぬかわからないからね、
店内のお客さんの目に入るところでだと最悪な事態になる。

すき家がどのくらいの対策をしていたのかにもよるけどさ。
「しょうがないよ」ってなるね。
家庭ですら、ほとんどの家でゴキは出るじゃない？
あれだけの食材を表に出している飲食店で出ないわけない。
不潔と思う人は残念だけど外食は諦めたほうがいいね。
たとえ自分の家で出たとしても、そっちの方がいいはず。

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これからは客がパパラッチと化すね。
全国の飲食店に害虫・害獣警察が増えることだろう。
鬼の首を取ったと言わんばかりにSNSに拡散するのが目に見える。
全国の飲食店には同情しかない。

ここまでお付き合い、ありがとうございました
それでは次のおはなしで​


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