テーマ:今日の出来事(296955)
カテゴリ:映画
今年は終戦80年の年。 8月15日に映画「火垂るの墓」が金曜ロードショーで放送されることが決まった 小さい子供から大人まで絶大な人気を誇るジブリ作品。 そのジブリ作品のなかでも「火垂るの墓は」異質は作品となっている。 戦時中に父母を亡くし、清太(14歳)節子(4歳)の兄弟が、2人きりで生きていくというストーリー。 ネタバレもなにもないと思うので書いちゃうけど、バッドエンディングで終幕。 救いようのないほどの悲しみと喪失感で映画は終わる。 エンターテイメントという位置づけで映画を捉えている人にとっては、納得できない作品かもしれない。 そんな「火垂るの墓」 今年の夏に7年ぶりに地上波放送されることが決まった。 今回で14回目の放送となる。 だいたいジブリ作品は3~4年で放送を繰り返されている。 火垂るの墓も同様だった。 それが今回は7年ぶりと少し間が空いた。 空白の期間が長かったのは映画の内容が、あまりにも悲惨だったから。 今の時代にはそぐわないので「放送禁止」になっていたとか。 いろいろな憶測がとんでいた。 放送する日本テレビは「色々な状況から編成判断をしている」とコメントした。 「火垂るの墓」は日本人なら一度は見ておかないといけない映画だと思う。 エンターテイメントとしてではなくて。 戦争の悲惨さをアニメから入るには最適な作品だと思う。 なんなら学校で上映会をしたほうがいいと思うほど。 ![]() 火垂るの墓の不思議なところは年齢で見方が変わってくること。 子供の頃に観た清太たちは”かわいそう”でしかなかった。 二十歳も過ぎた大人になって観てみると、 清太がもう少し大人な考えなら、あんな終幕にはならなかったのにって。 親戚のおばさんが清太たちに意地悪っていう意見もある。 けど、あの時代は自分たちが生きていくだけで精一杯で余裕もない。 意地悪というより生きていくには当たり前の行動だったとも。 知らないって事はすごく怖いと思う時がある。 これは映画とは全く関係ないんだけど、最近、旧オウム真理教の団体で入信者が増えてきてるという。 それも若い人が多いそうだ。 あの凄惨な地下鉄サリン事件を知らない世代。 知らないから騙されやすい。 知ってさえいれば、と思わずにはいられないんだよね。 宗教にハマってしまう人は心に穴が空いている人がほとんどだろう。 それを言葉巧みに騙して入信させる卑劣なやり方。 どんな事件だっただろうと目を伏せるだけではダメなんだって思う。 終戦から80年。 自分も当時を全く知らない。 映像で観るよりも遥かに悲惨なのは簡単に想像できる。 でも観てないと想像すらできない。 小さいお子さんを持つ親御さんは、この映画を子供に見せたがらないかもしれない。 でも、この映画だけは観させてあげてほしい。 生きていくうえで絶対に糧となる映画だと思う。 トラウマになるかもしれないけど、そのトラウマは生きていくうえで必要。 観た後悔より観なかった後悔の方が大きいんじゃないかな?って。 もしかしたら、この映画は平和ボケした大人の方が観たほうがいいのかもしれない。 ウクライナ戦争は他人事じゃない。 いつロシアや中国から攻められたって不思議じゃない。 なんだかんだ都合のいい正義を振りかざして攻めてくるだろう。 話し合いも通用しないし、アメリカもいざとなったら助けてはくれない。 意識するだけでも大きい。 終戦記念日に放送するのにも意義はあるよね。 ん~、みんなで観たほうがいいってことで! ここまでお付き合い、ありがとうございました それでは次のおはなしで ブログのランキングサイトに登録しています。 両方をクリックしてもらえると全力で喜びます。 応援お願いします🙏 フォローもぜひ!!m(_ _)m ![]() ![]() 「欲しい!」に出会える楽天市場のショッピングSNS。 あるの「楽天ROOM」はこちらから ![]() 旅行・ビジネスのご予約は楽天トラベルで! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.14 00:00:05
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