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カテゴリ:内蒙古
とりあえずモンゴルです。 場所はまたご案内します。 黄河大橋の真上です。しかしここへ来るまでの おおよそ2時間のうち、1時間は、 ひどいぬかるみのでこぼこ道で、 とても道路という体裁をなしていませんでした。 しかし、1年半前ですので、 もう完成していると思います。 内蒙古に入ってすぐに、セメント工場が 有ったのは少し意外でした。 ここまで5時間ほどかかっていますが、 ゆっくり休憩したのは20分程度。 途中のチャガンヌールの交差点のバス停 だけでした。途中、小さな町では街道で お客を拾って行きますので、 いらいらするほど時間がかかっています。 85元ではしょうがないかと思いつつも 満員の乗客を見ては、彼らも商売。と 納得をしておりました。 東勝からは楡林行きのバスが頻繁に出ており、 料金も10元と安いのですが、 ちょっと贅沢かなと思いながらも、 大体タクシーを使います。 現在、有料道路も開通しており、非常に快適な ドライブが楽しめます。 ただ、運転手によっては、この有料道路の ゲートをくぐらす゛、とんでもないわき道を走り、 途中から有料道路に乗る場合があります。 これは、もちろん違法行為なのですが、 それを承知の農民が、そのわき道に関所を作り、 運転手から関所の通過料を頂戴すると云う、 中国社会の面白さを見ることができます。 因みに関所の通貨料は5元、 有料道路の通行料は10元です。 でも5元あれば、ラーメンの1杯は 食べられます。 初めてエジンホロに行ったのは、 ちょうど5年前、99年の今日、 2月20日でした。 その頃は、並木もまだ成長しておらず、 貧弱な立ち木がなんとなく生えている と云った感じでしたが、 いまは、こんなに成長しました。 以後、時期は一定しませんが、 ほぼ毎年のように行っています。 なぜかと言えば、ジンギスカンが 呼んでいるとでも申しましょうか。 エジンホロからジンギスカン陵までは30分ほど。 その中間あたりの風景です。 緑が豊かに感じませんか。 上の写真の地点から少し走ったところに、 牧民が観光パオを開いています。 ここの主は、ジンギスカン陵の管理人です。 モンゴル族の中でもジンギスカン陵墓の管理は、 1000年の昔から、この主の一族に限られており ジンギスカンの死亡場所が特定されていない為、 陵墓の建設の際、その位置の選定にあたっては、 この一族の意見が反映されたそうです。 時間にゆとりがある場合は一度お運びください。 このパオに初めて行ったとき、上の写真の子供は、 彼女はまだ4歳で、心臓弁膜症であること。 その手術が北京でしかできないこと。 費用が2万元ほどかかること。 主がその病状についてよく把握していないこと。 などを聞かされました。 日本では、そういう手術は費用がかからないのに なぜこの国ではそうなのかと思いましたが、 これも、この国の現実なのでしょう。 彼女は、この年の4月に手術をし、 現在は何も問題のない生活をしています。 写真が小さくて見にくいですが、ジンギスカンの 顔の下でうごめいているのは、ダンサー達です。 夕方の公演前の稽古風景です。 ほかにもこの陵の近くでは、 兵馬庸を思わせる軍馬の群れ、 ジンギスカンのパオを引く牛車などが、 陵墓から前方方向に1キロにわたって いろいろな趣向を凝らし、 ストーリー性を持たせた モニュメント作りが行われ、 大規模な観光開発が進められています。 ただ、私にはあまり興味のないものでした。 今年の5月には全て完成し、 昨年開業したホテルなどの施設も あわせると、50億円近くの投資になるそうです。 エジンホロの町外れに、新中心開発として、 新しく官庁街やホテルが新設されています。 そのホテルのエアコンは冷房専用で 性能も低く、ヒーターは内臓されていません。 9月、10月のような時期に行ったときは、 寒くて居られない日もあるのではと、思います。 星もないのに、料金は280元でした。 そのため、エアコンがあるということで 入ったのに、使えなければ条件が違うと言って 出てしまいました。 当然お金は全額返金してもらいました。 2度と行かないホテルです。 エジンホロでは、やはりエジンホロ賓館でしょう。 2001年に経営者が替わり、内装も、 新館だけは手が入っています。130元です。 裏の15元部屋はそのままです。 ジンギスカン陵内右手のホテルも 2002年に改装し、少しは綺麗になっています。 しかし料金も少し上がっていて、 標準部屋が80元、 控えの間つきのいい部屋が180元でした。 内装に手は入っていても 水周りはそのままですので、 トイレは少々気を使います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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