|
カテゴリ:内蒙古
日記のお気に入り一覧はこちら > ”です。 ”タシュクルガンの火焔山 ” タシュクルガンの火焔山 タシュクルガン道中火焔山3 シリンホト空港では雨の中、 滑走路わきで、いきなり「三杯酒」という 歓迎の儀式が始まった。 民族衣装に身を包み、モンゴル民謡を歌いながら 差し出される「ハダ(旗)」を首に掛けられ、 天の神様、地の神様への感謝、 さらに、今日出迎え頂いた皆さんへの感謝とお礼、 そして、今日、この歓迎を受ける自分の、 この幸福が永遠であることを祈念しながら、 銀の杯になみなみと注がれた酒を頂くのである。 このとき飲んだ、「牛乳酒」が 曲者であることも知らずに。 {牛乳酒」。 現地では「ニュウナイヂュウ」というが、 一般的には「ナイヂュウ」で通用する。 ほのかな牛乳の香と味。 口の中では、ま~るく広がり、 微炭酸の刺激は、のど越しをさわやかにする。 思わず「もう一杯」と云いたくなるような< この酒のアルコール度は5%程度。 誠に危険は感じさせない代物であるし、 実は大変な効能を持ったすばらしいお酒である。 が、しかし、これが曲者なのだ。 「三杯酒」の歓迎の儀式を終え、いざ草原へ。 車に乗って20分もすると 車内暖房は血流の促進をたすけ、 「ナイヂュウ」の効果は増進し、 気分は一気に「スーパーハイ」。 はじめて見る風景は、想像をはるかに超えた。 雨だというのに天空は高く、はるかに続く草原の緑は、 決して空とひとつにならず、どこまでも草原である。 この情景に、気分はただただ「スーパーハイ」。 市内方向への幹線道路を外れ、 見晴るかす草原の道をさらに小一時間。 小雨に煙ぶる草原に、灰色のパオが現れた。 子供からお年寄りまで、 家族親戚一同そろっての出迎えである。 そしてここでも、あの「三杯酒」が始まった。 写真がないのが残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月17日 21時13分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[内蒙古] カテゴリの最新記事
|
|