2007/03/02(金)09:08
怖いじゃーん!
こう見えても、私は、相当の怖がりだ。
TVで、怖い映画の予告編でも流れるもんなら、
意識的に目をそらし、
大声上げて完全無視する。
もちろん、怖い映画など、全くもって見ない。
でも、1年ほど前、エリカママから
「これ、まあまあ面白かったよ。
ちょっと怖いかもしれないけど、大丈夫だよ~!」
と、言われて借りていた映画があった。
(これ、なんですけどねっ。→White Noise)
”ちょっと怖い”と、聞いたら、なかなか見れなくて
もう1年も経ってしまったのだ。
借りた当初は、エリカママに会う度に、
:「あれ、まだ見てないよ~!
怖いんでしょー?見れないなぁ~。」
:「だ~いじょうぶだってー!!
見てご覧よ~!」
と言う会話が何度もなされていた。
だが、いくらバカな私でも、
1年間も同じ会話は繰り返せないわけで、
相変わらず見ようともしないまま、
次第に,そのDVDは借りてもいない事になっていった。
でもっ!
今日っ!
見てしまったのだーーーっ!
日頃から旦那と良く映画(DVD)を見るのだが、
今日は借りてきてなかったという事もあり、
前々から見たがっていた旦那が
「これにしようっ!」と、、、。
私も、今までは「やだー!」と断っていたが、
何故だか、いい加減見てみるか、ってな気分になった。
いつものように、夫婦仲良く(?)
旦那は長いソファーに座り、
私は、よっこらしょと、
別の、短いソファーに座り、見始める。
映画が始まる前の画面は、
何とな~く怖い感じ。
で、実際始まってみると、、、
「う~ん、、、この位なら、大丈夫かな?」
っと、、、、、
思った途端にっ!!だよっ!
あーたっ!!
ど、どーよー!?
「ギャーーー!!!」
自分の声にビックリしてしまうほど
怖いじゃないかいっ!
もちろん、その瞬間、
飛び跳ねて、目を隠し
その後どうなったか見てない。
で、また画面を見だす。
っと、、、、
「ヒェーーーー!!!」
な、何だ?!今のはっ?!
「もう、消えたっ?!もう見ても大丈夫っ?!」
その繰り返し。
で、気付いたら、旦那が私のいるソファーに来て、
隣に座ってる。
で、もっと気付いたら、
私は旦那に全身絡みついてる。
こっちのが、もっと怖いってか??!
もう、途中、何度叫んだか。
「エリカママ、しばくぞっ!!
大丈夫だよ!って、全然大丈夫じゃないよー!!
今まで見た映画の中で、一番怖いじゃん!」
(冒頭にも述べましたが、
怖い映画は全く見ないので、
これでも私にとっては一番怖い映画になるのです。)
旦那が途中でトイレ休憩に入る。
「私も行くぅ~ぶ~!」
と、ひっつかまりながら
トイレの中までついて行く。
で、今度は本当に仲良く
一緒に座って、また見始める。
そうしちゃ、
「キャーーー!」
と言っては、目を隠して、耳をふさいで、
そんな事ばかりしてたもんだから、
いきなり話が訳わからん。
:「何?どうなったの?」
物事をきちんと説明する能力に欠ける
我がバカ旦那。
「怖くないから、ちゃんと見なきゃダメだよ!」
だと。
「説明してくれればいいよ!」
と言う私の事は無視で、
せっせと巻き戻ししてるー?!
見ろっ!ってかー?!
しょーがないっ!
そこだけ見たよっ!
ちょこっとネ...。
顔を両手で隠せる分だけ隠して、
目の部分だけ、
人差し指と中指を2ミリくらい空けた所から
ちょこっと....。
その間は、
「あーでもない!
こーでもない!!
ひゃ、ひゃ、ひゃ、ほっほっほー!」
と、お祭り気分のように
訳わからんことを叫びまくりながら...。
で、話は、わかったんかい?って?
えー、お陰様で、何とか、、、。
なかなかお話は面白かったですよ~。
「ったくぅ~、話は面白いんだから、
こんなに怖く作るなよー!
もっと自然に明るく行けばいいのにぃー!」
と、無茶苦茶な感想を述べておりました。
で、無事見終わって
「ちょっとー、トイレ一緒に来てよー!」
「待ってっ!ちょっと、あんた、どこ行くのっ?!」
「うわ~、うち、あそこにも、ここにも、鏡があるじゃん!
怖いじゃんねー!」
などと、今までに見られなかった
それはそれは夫婦仲の良い会話がなされたんだとさっ。
追伸、エリカママさま、
後でゆっ~~~くりお話があります。
「放課後、部室で待ってるよー。」