親子生生流転記 from テキサス

2007/03/29(木)01:23

腹痛で救急病院へ!

長男のこと(30)

もともとこの日の日記は、 銀行の汚さを、またもやマジマジと体験している事 (現在進行形)を書こうと思っていたが、 あまりにも腹が立つ内容で、 書くことを考えただけでも かなり気分が悪くなってくるので止めた。 変わりに、 昨日(って、3/21ね)から体調の悪い長男を見て 思い出した過去のお話を書くことにする。 実は長男(8歳)は小学1年生の時に、 すでに盲腸をやっている。 その時は、まさか盲腸だとは思いもせず、 お腹を痛がる長男をクリニックに連れて行った。 そこで、盲腸の疑いがあるということで、 大きな病院(TCH)の救急に行くよう指示され、 無事手術も終わり確か3~4日の入院で済んだ。 子供は良く 「お腹が痛い。」と言う。 本当に痛いんだか、仮病なのかわからないが、 とにかく彼らの間ではかなり流行語のようだ。 でも、この盲腸を経験して以来、私は 子供の「お腹が痛い」発言を軽視できなくなっていた。 と、そんなある日。 まだ盲腸の傷も新鮮な頃の出来事である。 (今までのは前置きでして、ここからが本題なんですねぇ。 私の話はいつも長くてすみませんねぇ、、。) 夜中、また急に長男はお腹を抱えて痛がった。 暫く唸りながら、泣き続ける長男。 さらに、 「どう痛いの?」と聞くと、 「この間の盲腸と同じように痛い!」 と言うではないかっ! 「これは、また何かっ?! もしかして、手術に問題があったのかっ?!」 と心配になり、迷うことなく 救急(ER)へ家族全員で出動。 相変わらず結構な時間待たされ、 その間もまだずっと痛がる長男。 我々親はもちろん、 次男もお兄ちゃんのことをとても心配している。 やっと医師らの診察が始まる。 真剣な顔で色々診ている医師。 その間、こちらもかなり真剣で、 「この間盲腸の手術をしたばっかりなんですが、、。」 など、出来る限りの情報を口走る。 何度か医師らも立ち代り入れ替わりし、 診察しては部屋を出たりなどしていた。 それが数回繰り返され、 やっと医師が言いづらそうに口を開く。 「な、何だろう?悪い事でなければいい。」 そう思い、怖いながらも覚悟して聞く。 思わず私は旦那の手を取り、 ギューーっと握り締める。 「...多分... ガスですねっ。」 「.....?!?!?!....... はっ?!お、お、おなら?...ですかっ?!」 「ええ、そうですね。」 ギューーーと旦那の手を握った 私のこの手は何だったんだ~!? と、その瞬間、長男おならしたらしく、 急に元気になる。 さらに、起き上がり 立ち上がり、 踊り出し、 笑い出す。 何だ~~~お前っ?! 一気に気が抜けた。 そして、私の手元には、 救急手当て代の請求書が.......。 $50。 おなら一つで50ドル。 『お支払いします』というサインをする私の手に もう力は無い。 何て高いおならなんだ。 つーか、普段勝手にしているおならに お金がかかるなんて思っても見なかった。 まぁ、逆言えばおならで良かったのですけどね。 いやぁ、こういう事もあるんですねぇ。 とんだ経験でしたっ!

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