2006/05/10(水)23:20
Supermoto世界選手権開幕戦観戦ツアー:予選観戦編
KEHOEさんをパリに残したままツアー同行者ヒロセさんと2人だけでミラノ入りしましたが、ホテルに着くまでも結構大変でした。まず、空港から出ている中央駅までのバスを探したのですが、似たような観光バスの添乗員(見るからにイタリア人)にこっちも片言の英語向こうも同じ状態で「スタジオーネチェントラーレ(中央駅)行きか?」と聞きまくりなんとかバスに乗り込みました。
この写真は通り過ぎ際に撮ってなんとかフレームの端に小さく写った物を拡大した物で画像は粗めですが、04か05のLC4のようです。
そして中央駅に到着して重い荷物を引いていると、下の写真の変なおっさんがかまって来て地図で見るホテルとは反対方向を指差して荷物を引っ張っていこうとします。「地球の歩き方:イタリア編」によるとあたかもタクシー運ちゃんの振りをしたインチキぼったくり白タクがいるので気をつけろとあったのを覚えていたので無視して歩きでホテルまで行く事にしました。
中央駅近辺のBMWです。イタリアではパリでは見なかった本格的なモタードバイクも少しだけ走っていましたが、やはりスクータ、BMW率が高かったです。
ホテルに入る前におなかも空いていたのでMACで食事をしました。片言の英語同士でなんとか注文を取りました。
ビッグマックのバリエーションで肉が3枚はいった「Big Big Mac」です。もう一種類Big Mac系でバリエーションがありました。
中央駅からホテルまでの途中、ミラノ市内で別のKTMを見つけました。マフラーが2本だしになっているのでおそらく最新のLC4です。皮ジャンGIカットが良く似合います。
アップで撮ってあげたかったのですが、辞退されたので遠目のショットだけで...
一応予定では夜にKEHOEさんと合流する事になっていましたが、それまでの間ホテル傍をお散歩観光していました。写真は中央駅のホームです。
中央駅はとても古い建物らしく、いろいろなところにこのような彫刻がありました。
ホテル傍には市電らしきチンチン電車も走っていました。
そして、パリの勝手観光と同じく観光地図に載っていた一番近い公園をめざしてトコトコ歩きました。
公園の案内図を見るとなぜかハスクロゴが...チェーンソーでも供出しているのでしょう。
公園からの帰り道ビブラムショップを発見!こんな感じで1日中ブラブラしていましたが、KEHOEさんから連絡は来ず(多分めちゃ忙しいのでしょう)ヒロセさんと2人でホテル傍のカフェで食事&呑み手頃な値段でリゾットもとても美味しかったです。
翌日お昼前にKEHOEさんと合流、レンタカーでミラノ市内を巡りました。ここはミラノ市中心付近の商店街。
KEHOEさん行きつけのカフェで一服しました。こちらでコーヒーを普通に頼むとちびっとしか入っていないエスプレッソになってしまいます。カフェ・ロングで普通のコーヒーに近い物が出てくるようです。
同じ商店街にあるKEHOEさん行きつけの小物屋さんにも寄りました。そしてカフェテリアで昼食を取りいよいよ会場へ向けて出発です。
会場に付いて機材を運ぶKEHOEさん、これに対して私とヒロセさんの装備はいたって軽量。これでフォトグラファーとして通るのが恥ずかしい状態でした。
駐車場にいたApriliaの公道仕様車。日本では7月のデリバリーになるそうです。
街でもSupermoto世界選手権のフライヤーは全く見る事ができなかったのですが、とりあえずMX世界選手権フライヤーが会場入り口にありました。
今日は予選のみなのでまだ人もまばらな会場入り口付近です。
そしてKEHOEさんのお世話になっている方々に一通り挨拶してから、プレスルームへ入りました。写真の右下側はKEHOEさんも持っている正式パスでヒロセさんと私は腕に巻くタイプの略式のパスでした。でも、これをセキュリティに振って見せると「ニコッ」としてどこでも入れてくれました。
さて、コースの写真です。おそらくここが一番スピードが乗るであろうスターティンググリッドから1コーナー。
1、2複合コーナーはいきなりヘヤピンになっていて本戦では各ライダー派手にスライドしていました。
ダートに浸入する部分はヘヤピンでダートもバンクになっていました。ここのダートの入りではターマック側をぎりぎり外のラインに乗せてバンクにスムーズにバイクをぶつけていました。
まだウォームアップ中のシャンボンのバンク走行です。いざタイムアタックになるとほとんど横になるくらいバイクを傾けていました。
ダートジャンプです。3箇所ほどありましたが、2つはテーブルトップとステップアップで3つ目はコーナー中のいやらしいミニジャンプでした。
バックストレート手前付近のシャンボンです。ここから次のバックストレート、そして直角コーナーへと続きます。
バックストレートからの直角コーナーです。画面右側の赤いブロックからブレーキング開始して、その次の赤いブロックではもうバンクを始めていました。ここまでの写真はウォームアップ中の写真でその後パドックに行っていた時に本当のタイムアタックをしていたらしく一番の選手は「ウラウラウラ~ッ」とか叫んで周回遅れの選手をあおりながら走っていました。で、上位5位の予選結果です。(すべての結果はこちらで画面右上のタブでS1、S2クラスを選択、画面中央のRace2となっているタブをTime Practiceで全部の成績を確認できます。)
S1予選結果
順位ゼッケンライダーメーカータイム
112Hiemer, BerndKTM1:30.262
230Lazzarini, IvanHusqvarna1:30.275
31Delepine, GeraldHusqvarna1:30.349
46Iddon, ChristianAprilia1:31.946
596Hlad, AlesKTM1:32.098
S2予選結果
順位ゼッケンライダーメーカータイム
15Bolley, FredericAprilia1:29.758
28Giraudo, JeromeAprilia1:30.091
33Seel, EddySuzuki1:30.238
4101van den Bosch, ThierryAprilia1:30.409
532Jorge, NestorHonda1:30.488
タイムを見ると排気量の無制限のS1よりも450cc未満のS2の方が速いタイムを出していました。
さて、予選の合間にパドック巡りでここはリゴモトのパドックです。通常のチケットでもここまでは来れますが...
KEHOEさんの計らいでいただいたプレスパスで中までずかずか入っていく事が出来ます。またほとんどのバイクも写真撮り放題でした。バイクはSuzukiに乗り換えたエディ・シールのバイクです。もっとちゃんとしたカメラをGETして置けば良かったと後悔しました。
続きはパドック巡り編にまとめたいと思います。