深夜ぶろぐ便

深夜ぶろぐ便

ただおまえがいい

ただお前がいい

作詞・作曲 小椋 佳  編曲 チト河内



ただお前がいい

わずらわしさに なげた小石の

放物線の軌跡の上で

通り過ぎてきた 青春のかけらが

飛び跳ねて見えた



そのてり返しを

そのほほに移していたお前

また会う約束などすることもなく

それじゃぁまたな と別れるときの

お前がいい



ただお前がいい

おとすものなど なんにもないのに

伝言板の左の端に

今日もまたひとつ 忘れ物をしたと

誰にともなく書く


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