深夜ぶろぐ便

2008/02/07(木)21:18

ドゥ・ユー・リメンバー・ミー / 岡崎友紀

1970年代アイドルたち(30)

幼少のころよりバレエを習い、小学生時代には東宝芸能学校・児童科でレッスンを受ける。最初は子役として舞台やテレビに出演し始め、「王様と私」「屋根の上のバイオリン弾き」等のブロードウェーミュージカルの日本初演に起用される。 1968年にはNHK大阪製作の少年少女向け連続ドラマ「あねいもうと」に妹「とし子」役で一年間主演し(姉役は西尾三枝子)、全国的な知名度を得、翌1969年にはさらに活躍の場を広げ、多くのドラマやバラエティ番組に進出。1970年3月には歌手デビューを果たした。 とりわけ1970年9月よりTBS系で放送された、高校教師と女生徒との秘密の結婚による騒動を描き大ヒットした学園ラブコメディ「おくさまは18歳」(最高視聴率33.1%)でキュートなコメディエンヌとしての魅力が開花し、1970年代前半から中盤にかけて国民的アイドルとして絶大な人気を博した(当時人気のバロメータだったブロマイドの売り上げが53ヶ月連続首位を記録。「アイドル」という言葉や概念が一般化したのは、同学年の吉沢京子と岡崎の時代からと云われている。 1978年にソニー共同創業者盛田昭夫の長男盛田英夫と結婚するが、1981年に離婚。1986年にミュージシャンの岩倉健二と再婚したが、2005年に再び離婚した。 1991年には倒産したタレント養成所の生徒を引き受け、劇団「NEWS」を結成し、2000年にかけて若手俳優の指導育成に当たる。自ら脚本・演出・振り付けを手掛けた定期公演の舞台は、環境問題をテーマにしたメッセージ性の強い大胆な内容で、毎日新聞、読売新聞等の社会面で取り上げられ話題を呼んだ。 その後もタレント・舞台女優として精力的に活動している。また「岡崎友狸(ゆうり)」の雅号を持つ書道師範でもあり、環境保護活動にも積極的に取り組んでいる。 アイドル時代は熱烈な「スヌーピー」ファンとしても知られ、「あねいもうと」で共演した桂三枝にプレゼントされたスヌーピーの縫いぐるみを肌身離さず持ち歩いていた。日本でスヌーピーが有名になったのには岡崎の影響も少なからずある。最近の趣味は写真・ホエールウオッチング・プロ野球観戦等。また昔から大の動物好き、旅行好きである。 ドゥ・ユー・リメンバー・ミー / 岡崎友紀

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