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天は自ら助くるものを助く。
我々1人1人がよりすぐれた生活態度を身につけない限り、どんなに正しい法律を制定したところで人間の変革などできはしないだろう。 また国家の価値や力は国の制度ではなく国民の質によって決定されるのである。 福沢諭吉の西国立志伝を現代語のタイトルにしたもの 日本創新党の山田党首の愛蔵書でもある。 どんな学問や研究もそれ自体をどう使えばいいかについては教えてくれない。その一方で現実生活を能く観察すれば、学問によらずとも学問に勝る知恵を身につけることができる 人間は読書でなく労働によって人間性を完成させる。人間を向上させるものは文学ではなく生活であり、学問でなく行動であり、そして伝記でなくその人の人間性なのである。 人間の優劣はその人がどれだけ精一杯努力してきたかで決まる。 成功の秘訣は自らの直面している問題をマスターすることにある。人生の奥義の9割は快活な精神と勤勉にある 偉人は日々の身辺雑務を決しておろそかにせずむしろ取るに足らないような問題でもそれを改善しようと力を尽くす。ビジネスにおいても、芸術や科学においても、また他のどんな分野でも些細な事物を観察するのが成功の秘訣なのである。 心に浮かんだ考え方や見聞きした事実は、必ず書き止めて おく習慣をつけておくべきだ。 ナポレオンの このんだ格言に最高に真実なる知恵はきぜんとした決断なり ビジネスを手際よくこなして繁栄に導くためには、創造やアイデアなどいらない。一番必要なのは平凡な考え方と最もせまい意味での損得計算だけだ 貧困は人生における成功の必須条件の一つだ どんなビジネスにもそれを効率よく運営するのに欠かせない原則が6つある。それは、注意力、勤勉、正確さ、手際の良さ、時間厳守、そして迅速さである。第一線のビジネスマンをめざすならば、素早い直観力と、計画を断固やりぬく強い意志が必要だ。 人と交際をするときは多少なりとも相手に得をさせるほうが良い。相手の便宜を図りなんでも十分与え決して物惜しみするな。そのほうが結局は自分の得になるのだから。 克己心(自制心)を教えてくれる教育は、それが最悪のものであっても、克己心以外のすべてのことを教えてくれる最良の教育よりははるかに優れている。 備えを万全にするには、節約。 金を倹約して使うということは優れた人格者の基礎となる資質。 節約とはつまるところ家事万端を秩序正しく管理することである。 キリストは節約の精神を のこりものは拾い集め、少しの無駄もないようにせよ言い表した 若い時の借金は身の破滅につながる。 人生の若い時期に得た習慣は悪に対する真の防波堤となる。 飲酒は金の浪費につながり人間の品性と健康を破壊し誠実な生活までをもぶち壊す。 他人から押し付けられた教育は、自分で熱心に努力して得たものほど身に付かない。自らの汗と涙で勝ち取った知識だけが完全に自分の所有物となるのだ。 一度に1つの仕事しかしない人間のほうが、むしろだれよりも多くの仕事をする。 我々は自分がいかにあるべきか、そして何をなすべきかを自分自身で選びとる必要がある 自尊心は人間がまとうもっとも貴い衣装であり、何物にもまして精神をふるい立たせる。日常生活の隅々まで自尊心が行きわたれば、それは清潔や沈着冷静、貞操、道義心などあらゆる美徳の基礎になろう。 ベーコンの言葉を借りれば知識は物を売って金儲けをするための店舗ではなく、人間を救済するための豊かな倉庫である。 成功や繁栄のほうが、むしろ人間にとっては危険なワナとなる場合が多い。 世界を動かし社会の指導的地位に立つのは、天分に恵まれた人間ではなく、目標に向かってたゆまず着実に努力する人間である。 忍耐と努力こそが優れた人格形成に一番大切な要素である。あまり出来の良くない子供のほうが、かえってこの美徳を否が応でも身につけていく。 人に何かをしてもらいたいと望むなら自分が率先してそれをやるべきです。 よき師、よき友は人生最大の宝。良い模範の中には、実際の行動を通した教え生きた知恵が含まれている。 若者は特に朱に交われば赤くなる性質が強いから一番模範となる友人を選ぶべきだ。人間の価値は常に友の価値によって決まる。 よい習慣を培えば、人格も立派に磨きあげられる。古くから言われるように人間は習慣の寄木細工であり習慣は第二の天性だ。 立派な習慣を身につ得るよう気配りするのが、一番賢明な習慣なのである。 物事の良い面を見る人間は年収1000ポンドの金持ちよりも価値がある。(明治のころにつき今のポンドと違う点に注意) 真の礼節を知る人間は他人の意見にもよく耳を傾ける。 真の人格者は自尊心に篤く、何よりも自らの品性に重きを置く。しかも他人に見える品性より自分にしか見えない品性を大切にする。 人格者の信条の第一は公正に行動することである。 真の人格者であるかどうかを計るには、その人間が目下の者にどうふるまうかをみることだ。 真の人格者とは他人の行動をコテンパタンに批判して事態をさらに悪化させるより自分が多少気づついても辛抱するほうを選ぶ。また自分より恵まれない境遇にいる人の弱さや失敗や過ちには寛大な心で接しようとする。富や才能や力に驕らず、成功しても有頂天にならず失敗にもそれほど落胆しない。他人に自説を押し付けたりせず、求められた時だけ自分の考えを堂々と披露する。人の役に立とうという場合でも、恩着せがましいそぶりは微塵も見せない。 翻訳者竹内均さんが最後に 自助とは勤勉に働いて自分で自分の運命を切り拓くことである。 自己実現の方法は、勤勉、正直、感謝以外にない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 14, 2011 07:49:54 PM
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