海外ロングステイ

東日本大震災で被災されたかたに少しでも慰めと、生きる力が与えられんことを願い、人間学の神渡先生の本を紹介する次第です。昨日も富山は小杉市で養心の会がありました。高き思想に感激した次第です。

人間の幅を広げることとは人間的魅力を持つことです。
人間的魅力は人に対して、それも特に弱い立場の人に思いやることこれが一番です。鍵山秀三郎

安岡正篤は風韻という言葉を使う
風韻とは人間に趣があることである


「応えられた祈り」という詩があります。　　　　　　　　　　　　　　　

功績を立てようと、神に力を祈り求めたのに　　　　　　　　　　　　　　　　　

謙遜に服従するようにと、弱さを与えられた。　
　　　　　　　　　　　　

より大きなことをしようと、健康を祈り求めたのに　　　　　　　　　　　　　　

より良いことをするようにと、病気を与えられた。　
　　　　　　　　　　

幸福になるようにと、富を祈り求めたのに　　　　　　　　　　　　　　　　　　

賢くなるようにと、貧しさを与えられた。　　　
　　　　　　　　　　　　

人々の賞賛を得ようと、権力を祈り求めたのに　　　　　　　　　　　　　　　　

あらゆるものを楽しむようにと、人生をあたえられた。　
　　　　　　　　

祈り求めたものは何一つ与えられなかったのに　　　　　　　　　　　　　　　　

実は私が望んでいたすべてのものが与えられた。　　　
　　　　　　　　　

私の祈りにもかかわらず、私の言葉にならない祈りは応えられ　　　　　　　　　

すべての人にまさって、私は最も豊かな祝福をあたえられたのだ。
　　　　

http://www.geocities.co.jp/Milkyway/5262/99/990302mag.html

この詩はニューヨーク大学付属のリハビリテーションセンターのロビーの壁にかけてあるある患者の詞だという。

人間の近視眼的な理解を超えた神の慮りを感じさせる詞だった。


神の愛する子らが苦しんでいるのを見ても、下手な同情心など起こしてはいけません。人間は時には近視眼的なものの見方をしがちですが、むしろそこからどんな良い結果が生じるかに目を向けてほしいのです。

トイレ掃除に精出してみるとさまざまなことに気づかされる
物を粗末に扱っていたことに気付き、それ以上に大きかったのは、知らず知らずのうちに陥っていた驕りに気付いたことだ

大隅鹿屋病院総長新井英和

人生を豊かにする秘訣は、必ずしも日が当たることではない平凡なことを、コツコツと続けること。

社員のモチベーションを高める方法はただ一つ。自分たちの会社がみんなから喜ばれる会社であるかどうかです。七福酒造犬塚社長

人間は身に降りかかった災禍をあれは必要必然ベストだったんだと受け止められるようになった時、その災禍から脱却したといえる。

父母の恩に目覚めることが、一切の智慧の始まりである　西晋一郎

仕事の処理を持って自分の修養の第一義だと深く自覚する
志を立てるということはいかに有用な人物になるか。どういう人物になるか。どういう人生を送るか。具体的にはどの職業を選ぶか

目標は手が届きそうな実現可能な手短な目標を設定する。

腰骨を立てることが重要だ。
腰骨を立てて静座し、暗夜に１人静かに座るとき、次第に大宇宙の悠久なるものに自分の波長が合うようになり、世間のせせこましいことから解放されて自分の人生に立ち向かう覚悟が深まっていく。森信三

肺がんの克服、朝日火災水津征洋さん自然治癒力でがんを克服する

１毎朝１時間のウォーキング
２、２０分間の温浴
３、毎晩１０時までに就寝する

「ガンさんありがとう。ガンさんのおかげです」毎朝のウォーキングを終えて感動できた。病気が治る遺伝子にスイッチが入るのは感謝の気持ちを持った時である。

人間はできるだけいい機会、いい場所、いい書物、そういうものにバッタリ出くわすことを考えなければならない。これを多逢勝因という。

世を挙げて徒に忙しく、風俗の甚だ荒んでいるときほど、我々はできるだけ雑事を避け、独りになって静座し、読書し、天の光を受け、彼岸の声を聴く心が大切である。

人間は無限なる天が有限化し、限定化し、結晶化した存在だからこそ崇高な存在なのだ。
国の豊かさは自分の持ち場で、最善最高の仕事をしようとする人が何人であるかで決まる。だから一隅を照らそうと努力する人こそ国の宝である。

一隅を照らそうと決意した人が自分に言って聞かせておく必要のあるのは、どんな人にも無力感があり、それを克服しなければ一隅を照らすことはできないということだ。

論語の基本的姿勢は修子治人。自分を治めしかる後に人を治める（７つの習慣でも同じことが書いてあります。）

静座することで総体の世界を離れ絶対の世界に参究することを説いた。

新井正明住友生命名誉会長
命の本質は他の命を手助けするところにあります

学問なんて言うのは何も書物をたくさん読んでいるということではない。本当に考えて書を読む。書を読んで考える。そこに本当の学問がある

教育の基本は敬である。
敬というのは少しでも高い境地に進もう、偉大なものに近づこうという心であります。それは同時に自ら反省し、慎み至らざる点を恥ずる心になります。

甘え心がそぎ落とされるためには、死に目にあうとか、倒産するとか、あるいは投獄生活を送ることが必要だといわれる。凡人の体験は座禅静座、瞑想，内観がその答えではなかろうか。

リーダーシップとは決断力とか統率力とかいう前に、自分の人間的魅力を高めるということに尽きるのではないでしょか
リーダーシップに欠かせないのが包容力であり、人を理解する心だと思う。


内観とは
１、私はその方から何をしてもらっただろうか
２、それに対して、私は何をして返しただろうか
３、その方に迷惑をかけたことはなかっただろうか

振り返って自分が成長する過程で人々にどれほどお世話になっていたかということに気付き心の底からありがとうという感謝の心がわいてくるのだ。

瞑想の効用
１安堵感
人間の体をリラックスさせる
２自己治癒
おのずから健康体になっていく

３自己実現
自我が解放されその人本来の良さが現れるようになる
４自己超越
瞑想は大宇宙の本質であり生命の根源でもある「大いなる存在」に引き合わせその懐でまどろませてくれる。瞑想は高次の自分に出会う時間だ。