神様の創造-2【神様の創造-2】『神様とはだれなのでしょうか?』 神様とはだれなのか、説明できる人は少ないと思います。 大抵は会ったことも、お話したこともないからです。 かって中世のヨーロッパでは、聖職者以外は神様と話すことが禁じられていました。 聖職者のみが神様の仲介者として認められていました。 神様を教会の独占状態に置いた時代でした。 これに違反すると、異端尋問や魔女裁判などが行われたこともありました。 フランス救国の英雄「ジャンヌダルク」は、異端尋問で火刑にされました。 私の10年来の友人が、過去生退行催眠で「ジャンヌダルク」であったことを思い出しました。 これは1週間前(1/28)の出来事でした。 キリスト教では「父と子と精霊」の三位一体を教義としています。 父はまさしく神様であり、子は神様の一人子のイエス・キリストです。 精霊は人と神様を結ぶ存在と考えられています。 ですから、だれでも精霊によって神様と繋がるのですから、教会の独占はできないはずです。 暗黒の中世と言われた所以(ゆえん)です。 神様は、宗教の信仰とは別の存在だと思います。 神様が宗教を作ったためしがありません。宗教は人類が作ったものです。 神様を信じなければ守ってくれないと思うのは、人間の考えです。 そんなケチな神様はいないと思います。神様は絶対的な存在なのですから。 では、絶対的な存在とはなんでしょうか? 私たちは三次元世界=物質世界に住んでいます。 物質世界は高次元世界と比べると、とても窮屈な世界です。 肉体という重い地球用宇宙服(肉体)を着込まなければなりません。 これを維持するために、食べなければならず、睡眠も必要です。 子孫を残さなければならないので、恋愛や結婚も必要です。 時間という流れの中で、流されながら人生を送ります。 距離という面倒なシステムがあり、這いずるように歩かなければなりません。 この世界は、なんと面倒な所でしょう。 赤ちゃんの魂が、赤ちゃんの肉体に慣れるまでに約1年間かかるようです。 高次元では肉体が無いので、時間も距離も無いのです。 神様は高次元世界に居られます。 高次元と言っても多くの段階がありますが、最上階に居られるのです。 そこでは、地球で起こっていることが手に取るように分かります。 地球だけではなく、宇宙で起こっていることのすべてが分かるのです。 どうして分かるのかというと、すべては神様の手であり足であるからなのです。 宇宙に存在するものすべてが、神様の細胞であるとも言えます。 人類の喜びも、悲しみも、神様は一緒に味わっているのです。 ですから、神様は片時も人類から離れたことなど無いのです。 【神様の創造ー3】へつづく |