２００７年の最終成績

さて本Ｂｌｏｇも今年はこれが最終になります。お約束の２００７年度のパフォーマンスを公開して今年を締めくくりたいと思います。今月は前月比プラス３．１％、昨年末比でマイナス１．６％という結果になりました。 今週になって遅まきながらかなり頑張ってくれてマイナスを減らしてはくれたものの、結局本年も資産を減らすだけの投資に終わってしまいました。これはホント悔しいですね。今年はプラスで終われると思っていたんですがねえ。 今年は日本という国について考える機会が増えました。たまたま来年から海外で生活することが決まってしまい、なおさらいろいろと考えました。先ごろ発表になった世界のＧＤＰのランキングでも日本の衰退傾向は顕著で、この先有効な手段を講じないと益々衰退していくことは必須な状況のような気がします。 それなのに日本の政治家、マスコミ、エコノミストとかはほとんどこの件に対して無関心な感じがするのがナンとも情けない気がします。日本の経済を成長軌道に乗せるための方策がもっともっと大声で議論されるべきだと思います。 来年の株式相場に関して楽観的な観測をしているエコノミストが多いように思われますが、経済成長する気のない国の株式がホントに上がるのかちょっと疑問に思えてきました。確かに個別株で見ていくと割安に見える銘柄が多数見受けられるのは事実ですが、それだけで株価が反発するとはなかなか思えません。 いずれにせよ私は来年からは幸か不幸か海外を拠点に暮らすことになりましたので、外から冷静な目で日本を眺めることになります。もっと別な観点から日本を見つめ直すことになりそうです。数年後に帰ってきたい国になっているのかちょっと自信がなくなってきました。