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2023.01.29
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カテゴリ:カメラ
裏面照射型CMOSセンサー製造メーカー
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社: 神奈川県厚木市旭町 半分以上のシェア率
浜松ホトニクス株式会社:静岡県浜松市中区砂山町 もっとも古い会社
ビットラン株式会社:埼玉県行田市持田


裏面照射型のメリットは?
回路配線がフォトダイオードの上に存在する表面照射型撮像素子より、裏面照射型は受光面を広くできるので、感度においてもダイナミックレンジにおても有利になる。


裏面照射型のデメリットは?
裏面照射型撮像素子は低感度でノイズが発生し易い。
新しい技術なので、今後、表面照射型よりも感度特性の良い製品が出てくる可能性が高い。


表面照射型のメリットは?
表面照射型の場合、受光素子の下は同じ材料である単結晶のシリコン基板ですので、異なる材料との境界面は配線層の一つしかありません。
技術的にもこなれていて感度特性が良い製品を作れる。

表面照射型でも裏面照射型に負けず劣らずの性能を示すCMOSセンサーも存在します。
逆に、最新モデルが裏面照射型に変更されたのに、表面照射型と性能が変わらないカメラも有る。


裏面照射型積層型のメリットは?
2019年7月、Canon初の積層型CMOSセンサーを採用しました。

積層型は高速読み出しが出来るメリットがあります。
ローリングシャッター歪を減らせます
バッファ量にもよりますが、高速連写可能
メモリカード性能にもよりますが、fpsの高い4K/8K動画撮影など実現。

「積層型」のメリットは、画素領域と回路領域を、それぞれ独立したチップとして形成できることです。 その結果、画素領域は高画質化に、回路領域は高機能化に特化。 限られたセンサーサイズの中で、高画質化と高機能化を同時に実現しました。

PowerShot G5 X Mark II(2019年8月1日 発売)|1.0型 積層型CMOSセンサー × DIGIC 8
常用ISO125~12800でした。現在は10万円くらいの価格です。

積層型において、信号処理部との積層に適した裏面照射型CMOSイメージセンサー 裏面照射型では、シリコン基板を反転させた面(裏面側)から光を照射させることで、配線やトランジスタの影響を受けることなく単位画素に入る光の量を増大させるとともに、光の入射角変化に対する感度低下を抑えることが可能となる。


最大常用ISO感度が高いカメラは高感度ノイズが少ない。
低いカメラはノイズが多いという事を意味する。

画素数が少ない高感度モデル
高感度の上位機種はいずれも1200~2000万画素の低画素機になります。
ISO感度は1画素の大きさに比例しますので、1画素の大きな低画素機ほど有利になるからです。

しかし、大きなセンサーの場合は低画素では裏面照射型のメリットは小さいとも言える。
高画素でも最大常用ISO感度の数値が素晴らしいカメラも存在する。


実際のカメラの性能
SONY の高感度機である α7Sシリーズは1200万画素です。
α7S IIは表面照射型で、α7S IIIは裏面照射型に変更されました。
常陽感度はISO 100-102,400からISO 80-102,400へと少しだけ数値が変わっただけです。

Nikon Z6 は裏面照射型2400万画素、Z5 は表面照射型2400万画素ですが、最大常用ISO感度 ISO 51,200です。

タワーパートナーズセミコンダクター株式会社は、富山県魚津市に本社を置く半導体製品の受託製造を行う会社。
パナソニック・タワージャズ セミコンダクター株式会社の半導体製品の拠点工場が2014年にPanasonicグループから切り離され、
イスラエルのタワーセミコンダクターが51%、台湾の新唐科技が49%の株式を保有する外資系合弁会社となっている。
Nikon Z6 の裏面照射型はSONYから購入、Z5 の表面照射型はタワーセニコンダクターから購入していると思われる。
しかし、Nikonのフラッグシップ機である Z9 のイメージセンサーは、Nikonで設計・開発が行われて、SONY(ソニーセミコンダクタソリューションズグループ?)での製造のNikon専用品らしい。


高画素でも最大常用ISO感度には差がある
Canon EOS R5(45万円程度) は4500万画素で表面照射型の高画素器ですが、2400万画素で裏面照射型を搭載している SONY α7 III(先代のベーシックモデル 22万円程度)と同じ最大常用ISO感度 ISO 51,200です。

Nikon Z7 II(34万円程度) 裏面照射型の4575万画素に至っては最大常用ISO感度 ISO 25600しかない。
単なる高画素機であり、Z9以外が評価されない理由ですね。

人気のCanonスタンダードモデルR6シリーズの新型
R6 Mark II(35万円程度) は、2420 万画素で、最大常用ISO感度 ISO 102400となってます。
Z7 IIなんか買うくらいなら、こちらを選んだ方が安くて良い写真が撮れますね。

SONYの4240万画素という高画素機 α7R III(25万円程度) は、裏面照射型なのに最大常用ISO感度 ISO 32,000でしかありません。3世代前なので仕方ありません。

α7R IV(32万円程度)とα7R V(43万円程度)は6100万画素にUPして最大常用ISO感度 ISO 32000
高性能化し、IVとVはスペック的には似てます

α7R Vは大幅に進化しておりAF性能の高さが評価されています。
AI技術により被写体認識AFの性能を大幅に高めた「リアルタイム認識AF」をαシリーズで初めて搭載したことが話題を呼んでいます。
α7R V のAF技術は、フラッグシップの α1にファームウェアアップデートでフィードバックされるという噂です。
マイナビニュースにα7R V レビュー記事がUPされていますが、あまり参考にならないかも。


α9 II(42万円程度)
有効約2420万画素のメモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」と、画像処理エンジン「BIONZ X」を採用。
標準:ISO100~51200
拡張:ISO50~204800

α9 III が登場するという噂です。また11月頃になるのかも?
スチルが多いユーザーには朗報ですね。


Canon EOS R6 Mark IIレンズキット
Canon RFレンズ RF24-105mm F4-7.1 IS STM

【新品】CANON EOS R6 Mark II RF24-105 IS STM レンズキット

5月追記
ニコンZ 8は有効画素数4571万画素で、Z 9と同様の積層型CMOSセンサーを搭載しています。





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Last updated  2023.05.14 17:59:43
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