ダメでも次に笑顔でいけるクセづけ
先日の朝、広尾を朝ウォーキングしていたときに、洋服のセレクトショップでディスプレイされた素敵なカーディガンに一目惚れ!夜仕事が終わって買いにダッシュしました。値段は思っていた以上に高くなく、いい出会いだ~と思いよく見るとなんとデザインが違う。「あれ?」と思い1人だけいる少し不機嫌そうなスタッフに聞こうと思ったら、その人がまさに私の欲しいカーディガンを着ているのです。私が「そのデザインが欲しいのですが、ありませんか?」と聞くとそのスタッフは「これはイタリアのもので一点ずつしかないのです。」と言うのではないですか。私は心の中で「一点モノをスタッフが買ってはいけないでしょ!」と叫んでしまいました。そして肩をがっくり落として駅に向かったのです。しかしすぐに脳は勝手に「どうやったら手に入るか考える!もしかして他のお店にはあるかもしれない!」と閃いたのです。しかし探すにはその商品のメーカー名が必要!すぐにお店に引き返しました。するとお店は閉店でドアには鍵がかかって中も薄暗い。しかし私は閉店時間5分過ぎならまだお店にスタッフはいるだろうと読み、ドアをコンコンとたたきました。結果は成功でさっきのスタッフがびっくりした顔でドアをあけてくれました。私はすかさず「実は夏にイタリアに行くのですが(実際に予定はなし)、着ているカーディガンがとても素敵なので探したいと思います。お店の名前を教えていただけませんか?」と聞きました。まあ結果は直接イタリアの工場で生産をして、お店のオーナーの商社がタグをつけて販売しているので、イタリアに行っても難しいだろうとのことでした。最初に言った時はぞんざいだったスタッフも、同情かイタリアに行くようなレベルのお客かと勘違いしたのか、丁寧に説明をしてくれました(やればできるのね)。もしあのまま帰っていたら、悔しい思いとスタッフの対応で、もうお店に足を運ぶことはなかったでしょう。でも一見できないと思われることも、少し引いて眺めて「どうやったらできるか?」と考えることは重要な気がします。気分はすっきり!手に入らないカーディガンをずっとココロにとどめることなく、また新しい出会いができそうです!