真似と盗作について感じたこと
最近連続で起こり感じたこと。杉村大蔵議員が、ある本にかかれていることを自分の体験として話し、またブログにも過去を振りかえる形で書いていたようです。比べるとあまりにも同じでびっくり。影響を受けたというレベルではないように感じます。また数日前に絵画でも盗作騒ぎで、これが1枚ではなく数枚あるみたい。2枚を比較したものを新聞でみかけましたが、まるで模写したように同じです。私も絵を描くので思うのですが、同じ場所にスケッチにいっても、隣の人とまったく同じ絵になることはそう多くはありません。元の絵を描いた画家は、盗作疑惑が起こっている日本人画家の友人らしいのですが、盗作された画家は怒り、当の本人は否定しているそう。まあ真実はまもなく解明されるでしょう。真似をどこまで真似と思うか境界線は難しい部分もあります。私は「いいものは真似される」とは思っています。素敵なグッズを考えて評判になったと思ったら、あっという間に中国で安く作られ市場に出回ることもめずらしくはありません。ただ最初の作品を作った思いから発展する想像性は、真似はなかなかできません。真似をする側は追うばかりでもあるからです。まあいいビジネスモデルも真似して発展した部分もあります(参考にしたという言い方もありますが・・)。子供のときに親の真似をして兄弟の真似をして、いろいろなことを覚えていきました。でもそのうちちゃんと個性も出て、本家とは違ったものになるような氣がします。盗作は本家の個性をそのまま自分のものと偽ること。美術館から絵を盗んできて自宅に飾り、来る人に「代々伝わるものでね~」と言っていることと似ていますね。真似はいいなあと思ったら、それを自分の中に取り入れて個性とあわせて発展させていく・・・なんてことかしら。私は素敵な人にあったり、ナイスな本を読んだら、どんどん真似をして自分の引き出しを増やしたいと思います。ただ時々盗作ではないかのチェックもしたほうがいいですね。自分へのウソは一番いけないと思うので。