2012年05月の記事一覧 | ピンチ♪ピンチ♪チャンス♪チャンス♪ラン♪ラン♪ラン♪

久々の札幌　その２

今回の里帰り、両親や妹・姪・甥に会う目的もありますがもうひとつ。実は月寒あんぱんの本店に行くことが、目的のひとつ。※げっかんではなく、つきさむって読むんだよ～。月寒あんぱんhttp://www.e-honma.co.jp/私は月寒中学・月寒高校出身で、本店はその間にありました。でもなぜかまったく記憶がない。子供の時はクリーム一筋！しかし昨年、この懐かしの月寒あんぱんが老舗で100年と知り。それでは～と絵を描いてはがきにして友人に送りつけたら・・。思いのほか評判がいい！また全国から、物産展や北海道展で見つけた～♪と報告が続々。これは記憶に全くない本店に行かねば・・と。当日は妹の運転する車で、姪と三人で到着。いやぁ～到着してびっくり。小さい！小さい！これは記憶にはないかも。姪は六花亭の本店をイメージしていたよう。あまりに小さい店の前で、茫然としていました。でもね、札幌市内に展開しても初心忘れるべからずですよ。本店は当時のままで営業しているなんて、社長ナイスだと思いました。ちなみに現在の社長本間幹英さん、多くの人に食べてもらおうと頑張っています。こんな社長のお店は、これからも大きく繁栄するでしょうね。頑張れ！月寒あんぱん！そして定番のスープカレーのお店へ。ここに来ると、札幌に帰ってきたな～としみじみ。スープカレーは辛さの調整ができます。いつも小学生も食べない0（ゼロ）番指定の私。今回は！と10番を指定・・・う～ん、辛いぞ！gopのアナグラhttp://homepage2.nifty.com/gopnoanagura/この後は、日本で一番おいしいと思っているソフトクリームの店へ。5月はエクアドルチョコのソフトクリームでした。う～ん、美味い！スープカレーとソフトクリームは、ここ以外では食べない私なのでした。そんなこんなで、家族でワイワイする。そして友人と、美味いもの食べたりお茶して過ぎた旅。3泊2日（正味2日間の時間）は、なんとも充実した札幌なのでした。おわり♪

久々の札幌　その１

７か月ぶりに札幌へ帰省。ＧＷは大混雑で飛行機も最高値！でも1週間ずらすと半額～半額♪降り立った新千歳空港。行きの飛行機は、ＪＡＬを選んだのにチャイナエアラインのコードシェア。赤いジャケットのスチュワーデスさんにサービスしていただきました。う～ん・・予約の時にコードシェアわかるといいのにね。以前、伊丹から札幌間でボンバルディア機（プロペラ）に乗り。もう揺れて揺れて、死にそうになりました。さてさて、夕方到着して何に驚いたかって、新千歳空港ですよあなた。なになに・・・チョコレートファクトリー？映画館？温泉（23Ｈ営業）？空港がなんとアミューズメント化しておりました。↑空港内の23Ｈ営業で宿泊もできる温泉またお土産の定番のメーカーが、空港に直接店舗を出しています。小樽や札幌でお土産買わなくても、空港で十分ですわ～。またレストランも、あらゆるラーメン・鮨・焼き肉が出店。空港も変わったものだわぁ～。新千歳空港　ショップhttp://fleur.new-chitose-airport.jp/ja/shop/?tab=1そしてカルビーのアンテナショップ発見！これは東京で数時間まちの行列の店。店頭でポテトチップスを揚げるお店のようです。ここなら数人しか並んでいない・・・揚げたてポテト、美味かったです♪つづく

ガネーシャのお菓子

初めてこのお菓子を見かけたのは、いつのことだろう。京都の伊勢丹の地下の菓子売り場だったと思う。小さいのに、なにやら不思議な雰囲気を漂わせている。この小さいお菓子1個を入れる箱もゴージャスだ。値段を見ると525円（税込）！手の平にちょこんと乗る、飾り気のないお菓子がこの値段！京都恐るべし・・・と思いながら退散した（笑）。それから数年後、素敵なご婦人から「清浄歓喜団」を教えていただいた。うん？どこかで聞いたことがある～ああ・・あのお菓子だ。京都に行った時、再びお店をのぞいてみた。その小さい菓子は、まるで私が老舗の顔という存在で鎮座していた。まさにこれが顔、代々長く支持されて今にいたるのである。私も気持ちの準備ができ、えいっと箱入りを1個買った（よっ！太っ腹！）。1個は箱代＋50円で575円だった。和菓子の老舗、「亀屋清永」の創業は1617年。既に大阪夏の陣の頃、御所や寺社、武家への出入りを許されている。店内に並ぶ数々の寺社仏閣の名前を見ても、古くからの御用達として御菓子を納めていたことがうかがえる。大河ドラマ「平清盛」で、清盛がこれを食べるシーンがあったとか。清浄歓喜団とは、奈良時代に遣唐使によって伝わった唐菓子（からくだもの）のひとつで団喜といわれるもの。その発祥はインドにまでさかのぼるよう。これはもともと歓喜天、すなわち聖天様のお供え物として用いられるお菓子。聖天様といえば、そのルーツはインドで人気の高い象頭の神・ガネーシャ。この神様ガネーシャは、モーダカというお菓子が大変好物だとされています。それが中国に伝わって歓喜団になったようです（モーダカには歓喜という意味がある）。亀屋清永では、比叡山の阿闍梨から製造法を習ったとそうです。歓喜団の中身は小豆餡。もとは栗や柿、杏などの木の実を甘草やあまづらなどで味付け。しかし江戸時代の中頃から小豆餡を用いるようになったとか。といってもただの餡であろうはずもなく。白檀や桂皮、龍脳、丁字など七種の香が入った特別のもの。お香は清めの意味があります（塗香とか）。桂皮や丁字はスパイスとしても使われますが、基本的にはお香の原料。いかにも清められるような、ありがたい感じです。その清浄歓喜団をつくる、亀屋清永さん。月に８日から１０日しかつくることをしない貴重なもの。精進潔斎、白い割烹着の上から全身お香を塗ります。身も心も清めるところからつくるお菓子。しかも製法は門外不出、作ることができるのは当主とその直系のみ。そんな秘伝のお菓子清浄歓喜団。私も絵を描いてから、いただきました。説明書にトースターで軽く温めてとあるので、早速実行。するとお香というかスパイスの香りがたちのぼり、なんだこれは～と驚き。ごま油で20分かけて揚げる衣は、さくさくして香ばしい。餡の香りを楽しみながら、神様のお下がりをもらっている気分になります。一度ご賞味くださいませ。高島屋のサイトからも買えますよ～5個入りか10個入http://www.takashimaya.co.jp/shopping/food/0400001560/