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saorin37

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2009.01.06
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私の住んでいる街は、昼間はいいのですが夜はちょっと
治安が悪くなる。今まで、できるだけ夜は外を歩かない
ようにしていた。

12月のある寒い夜。友人達と食事していて少し遅くなり
暗い人通りのない道を歩き、自宅前に着いた。
家はすぐそこ。もう見えている・・・そんな時だった。

向こう側からニット帽を被った男性が、携帯で何か
話しながらこちら側に歩いてくるのが見えた。
彼は私を見た瞬間、携帯を切ってこちら側に歩いてきた。

「ヤバイ!」瞬間に思った。

その彼は20代後半くらいで、今風のスタイルの男性だが
笑顔とも真剣ともわからない顔で近寄ってきた。

そして・・
「○○ってどういったらいいんすか?」と突然聞いてきた。

なぜかすごく恐怖を感じた。

足が震えるほど怖くなった。

でもここは平静を保ち、笑顔でも嫌な顔でもないごく自然
な態度で返した。

私は「そうですね・・ここを真っ直ぐ行くと○○駅が
あります(もう終電はないのに)。そこでタクシーを拾うと
いいですよ。」

彼は少し考えたようなふりをして
「ふーん・・・でここからどのくらい?」と聞いてきた。

怖い・・。

なんとなく、道がわからないから質問をしているような
感じではなく、言葉遊びをしているように感じた。

私「そうですね・・・15分くらいですよ(多分絶対それ
ではいかない。でも時間を長く言いたくなかった)」

彼「ふーん」何か考えごとをしかけた。

私はすかさず
「大丈夫ですか?多分タクシーは結構あると思いますよ。
でも暗いので、どうぞお気をつけて」と言い軽く会釈して
慌てずに、自宅方向に向かった。

追いかけてきたらと思い怖くて振り向けない。
とっさにバッグから携帯を出して、話をするフリをして建物
に入った。

エレベーターが開いて、閉まるまでの時間が長かった。
ドアが閉まる前に飛び込んできたら終わり・・・本当にそう
思った。そして自宅についてへたりこんでしまった。

ありがとうを何度も唱えた。

私は結構カンがいいので、あまり怖いという目にはあった
ことはなく、今回もただ道を聞いただけ・・・かもしれない。

でも沸き起こる恐怖心が大きく、時間が静かにとまったような
気がした。今でも思い出すと怖くなる。

ふとテレビのニュースで、最近多い大阪のTAXI強盗の事件が
流れていた。事件があっても仕事でTAXIに乗る運転手さん
たちは、対策法をして怪しいとか、うさんくさい顔をして挑発
しないように誠実に対応していると言っていた。

はっとした。

あの時、もしも私がめんどうな顔や怪しいとか怖がる顔をして
いたらどうなっていたのか・・・。あんな心境で、普通にできた
自分をちょっと「よしよし」してあげたい気分になる。

皆さんも、どうぞお気をつけくださいね。





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Last updated  2009.01.06 22:44:13
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