「鴨川食堂おかわり」
この本の筆者は、京都生まれの京都育ち。
京都の関連本の出版や、京都関連の監修も行う柏井壽(かしわいひさし)さん。
昨年出版された小説「鴨川食堂」の第二弾が手元に届いた。
「誰にでも忘れられない、思いでの一皿を探します。」
探してくれるのは、この本の舞台である鴨川食堂。
元刑事の鴨川流(ながれ)さんと、看板娘のこいし、看板猫(?)のひるねが客を迎える。
思いでの味を、どうしても探してもらいたい・・・そんな人達が、雑誌に掲載された一行の広告を手に、迷いながら看板のないこの小さな店にたどり着く。
著者の柏井さん曰く・・・鴨川食堂は架空の店だそう。
しかし京都に行き、東本願寺近辺を歩いていると、ふと角を曲がったら看板のない食堂に出会うような気がする。
以前、第一弾の「鴨川食堂」(写真左)は、手にして、あっという間に一晩で読んでしまった(*_*)。
しかし、通(常連)曰わくこの読み方は、いわゆる早食いだそうで(笑)。
今回の第二弾「鴨川食堂おかわり」(写真右)。
メニューは「中華そば」「のり弁」「焼きめし」「クリスマスケーキ」「天丼」「ハンバーグ」・・・思い出と味を求めて六組の客が来店する。
今回は前回の反省を踏まえ、はやる気持ちを抑えながら早食いは留まることにしよう。
なんでも眠る前に一話(食)読んで、夢の世界に行くのが良いそうだ(お腹が空きそうだが)σ(^_^;。
6話(食)で1,080円(税込)は、この増税の風の中ではお値打ち(^_^)b。
やはりおかわりに、早食いは似合わない。
さて、ゆっくり味わうとしましょうか♪