|
カテゴリ:イベント
~これからの7世代と、さらに続く子供たちへ~
自然とともに生きるおばあちゃんの知恵を次世代につなぐ 13人のグランマザー 13人のグランマザーたちは、 世界の多くの先住民のあいだで知られている古代の予言 「4つの方角のグランマザーたちが発言したとき、新しい時代は近い」を 現実のものとするために結集しました。 集まった全員が、ずっと昔から世界平和を推し進める力になることがきまっていたのです。 『世界を救う13人のおばあちゃんの言葉』より ■13人のグランマザーについて 13人のグランマザーたちはアフリカ、アジア、そしてアメリカ国内(北米及び南米)などに住む先住民族を中心にした、言語、文化、伝統の異なる女性の長たちの集まりで、グランマザーたちの住まう大地を訪れ、祈りを捧げ、自然と人々を癒す評議会を行っています。 彼女たちの目的は、世界に向かって声をひとつにし、太古から伝わる聖なる叡智を21世紀に、そしてこれからの七世代とさらに続く子供たちへ継承していくというものです。 今や、地球環境の破壊は人類の未来を脅かしています。多くの自然が失われると同時に、それぞれの民族は、多くの問題を抱え始めています。 グランマザーたちは戦争や環境汚染、また様々な社会問題を自分たちが祖先から受け継いできた学びと伝統的なやり方を次世代へ継承していくことで解決へ向かうことを望んでいます。 ■ メンバー *マーガレット・ビハン ― モンタナ州、USA *リタ・ピトゥカ・ブルーメンスタイン - 北極圏、USA *アアマ・ボンボ(ブッディー・マヤ・ラマ) ― タマン、ネパール *フリエタ・カシミロ ― マザテック、メキシコ *フロルデマヨ ― マヤン、中央アメリカ *マリア・リースィー・カンポス・フレイレ ― ブラジル *ツェリン・ドルマ・ギャルトン ― チベット *ベアトリス・ロング・ビジター・ホーリー・ダンス ― サウスダコタ州、USA *リタ・ロング・ビジター・ホーリー・ダンス ― サウスダコタ州、USA *アグネス・ベイカー・ピルグリム ― オレゴン州、USA *モナ・ポラッカ - アリゾナ州、USA *クララ・シノブ・イウラ ― ブラジル *ベルナデット・リビノ ― ガボン、アフリカ ■今までの開催地 グランマザーたちは、1年に1~2回、約6ヶ月ごとに各々の住まう大地を訪れる旅をしています。 3~4日間を通して聖なる火を囲み、13人のグランマザーたちがそれぞれ部族特有の祈りの儀式を捧げます。 祈りの儀式が終わると会合の場が設けられている会議場へ移動し、それぞれが直面している社会問題について話し合い、意見を交換します。その問題とは高い失業率、自殺、家庭内暴力、麻薬や飲酒の乱用、糖尿病、汚染水などが多岐に及びます。 グランマザーたちはそれらの問題を次世代へ持ち越さないよう将来のビジョンや使命を分かち合います。 “自分たちの文化遺産や伝統が失われて行くのを目の当たりにしながら、どうやって先住民としての誇りを持ち続けることができるでしょう、と彼女たちは語ります。 第1回目の評議会は、2004年10月、ニューヨーク北方にあるメンラ・マウンテン・リトリート・センターにて初めて一堂が会しました。 第2回 2005年5月 アメリカ・プエブロ 第3回 2006年5月 メキシコ 第4回 2006年10月 インド・ダラムサラ 第5回 2007年6月 アメリカ・サウスダコタ 第6回 2009年8月 アメリカ・オレゴン 第7回 2009年12月 アメリカ・セドナ ■そして第8回の会議は、日本の奄美大島で行なわれます。 13人のグランマザーのひとり、アマゾン在住のクララ・シノブ・イウラさんは、 実は日系ブラジル二世です。 ブラジルで生まれ育ったクララですが、日本人の両親のもと、 幼いころから日本の風習に慣れ親しんでいました。 アマゾンの森の奥地に移り住み、アマゾンに自生する植物から薬を作り 多くの病人を救ってきたクララさんは、 13人のグランマザーに選ばれましたが、 第2の故郷である日本から世界に向かって、 おばあちゃんたちの声を届けたいと念願し、 今年10月ここ奄美大島で、会議が行われることになりました! 昨年の皆既日食に続き、奄美に世界の目が向く絶好の機会となりそうです。 今年も奄美から目が離せませんよ! お楽しみに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イベント] カテゴリの最新記事
|