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神様の住む島 奄美!

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島暮らし

2010.01.07
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カテゴリ:島暮らし
先日このブログで紹介した”究極の島暮らし”に登場してくださった
Wさんから、同期の大島紬専門学院卒業生のMさんを紹介したいとの連絡を受け、
仕事場にお邪魔してきました。

石川県からWさんと同じ4年前に島にIターンしたMさんは、
高校、短大で、染織を学んだ後、京都の和装小物の会社に就職したものの、
機織りをやりたいという思いを募らせていました。
そんな折、短大の同期生で、京都の紬問屋さんに就学した友人から、
”大島紬の織りの後継者がなかなかいない。”という話を聞き、
”それなら、私がなる!”と、問屋さんの仕入れ元の紬屋さんを訪ねて、奄美へ。

”本気でやる気があるなら、まずは学校へ行きなさい。”との言葉で
紬学院に入学。
卒業後、現在は、名瀬の紬屋さんの工場で機織りをしています。
成績優秀だった彼女は、難しいとされる9マルキや12マルキの織物を織れるほどに・・

現在彼女が仕事で織っている織物は、これ。
tsumugi

現在発売中の着物雑誌”美しいキモノ 2009年冬号”にも
掲載されている9マルキの大島紬。
市場価格は、1反200万円くらいだとか・・
これを織りあげるには、相当な技術が必要。

けれども彼女に入って来る織り賃は、7万円。
かかる期間は、毎日8時間休まず織って、1カ月から1ヶ月半。
1か月の家賃が、3万円で、残りは4万円。
これでどうやって生活しているの?と聞くと、
毎日ほとんど家と工場から出ず、ひたすら機織りして、
お金はできるだけ倹約し(食費はひと月1万円なのだとか。)、
それでも足りない場合は、今までためてきた貯金を崩して
なんとか暮らしているのだそう。

彼女はまだ20代後半。
普通なら、いろいろお金も使いたい年頃なはず。

けれども、”機織りが何よりも好き。”という彼女は、
今のところ、ほかの仕事をする気はないそうです。

昨年は、デザイン、染め、締め機、織り、すべての工程を
自分でやって見ることにチャレンジ。
そしてれが、まだ制作途中の彼女の作品。
genjiko

香道の遊びのひとつ、”源氏香”の図柄を紬に仕立てたもの。

自分で作ったデザイン画も見せていただきました。
tsumugidesign

お金が続くなら、ずっと機織りしていたいという彼女。

紬学院を卒業しても、それでごはんが食べられず、ほかの仕事に変える人が多い中、
なんとか頑張っている彼女のような”おりひめさん”たちが、
せめて普通に暮らしていけるような方法を考えない限り、
大島紬は、次世代には残らないかもしれません。

貴重なお話を聞かせて下さったMさん、Wさんありがとうございました。 











最終更新日  2010.01.07 22:11:33
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2010.01.03
カテゴリ:島暮らし
kukotezukuriichi
年末から今年1月11日まで、奄美空港到着ロビーにて、
空港てづくり市が開催されています。

島でものづくりしているIターン者達の作品の発表場所をと
はじめられたこの市は、数年前から夏と冬の年に2回、
出展者を少しずつ変えながら開催されています。
今回の出展者は、6組。

それぞれの個性をいかした手作り品が並びます。

tezukuriichi1
tezukuriichi2

龍郷町に住んでいるGURIさんの島の木を使った木の器と木工作品。
gurikobo
gurikobo1

奥様も、手編みの作品を出展されています。
gurikobo2
お二人のブログは、こちらから
http://guriguri88.exblog.jp/

blue planet
こちらは、西表島からおととし移住した石川さんの作品。
材料の苧麻や芭蕉を育てながら、
手紡ぎ手織りの作品を制作されています。
旦那様は、営農センターで働きながら、びんだまストラップなどの作品を制作。
奄美に来る前、西表島に18年住んでいたそうですが、
今まで住んでいた家が住めなくなって、移住先を探していたところ、
ネットで、住用村の市営住宅の募集を見つけ、引っ越し。
夫婦とも波乗りが好きなので、波がある奄美がうれしいのだそう・・
昨年からは、これもIターン者が笠利の打田原に建てた
廃材を利用した家に引っ越し。
近くに畑も作って、自給自足の暮らしを楽しまれています。

amaai
こちらは、おととし京都から笠利に移住した弥生ちゃんの作品。
だんなさんは、たこ焼き屋さん、彼女は藍染め、泥染めの作品を制作しています。
お洋服などとてもかわいい!
作っている人も笑顔の似合うとてもかわいらしい人です。

nashadhidhi
かわいい藍染め、泥染めのバッグは、京都からIターンして5年ほどになる聡子ちゃんの作品。
京都のデザイン学校を卒業後、奄美の泥染め、藍染めの技術が学びたくて
紬屋さんなどで働いた後、現在は、染物などを作ったり、染織工房のお手伝いを
しながら、2歳の娘と一緒に暮らしています。

calypso
この素敵なアクセサリーは、フランスから奄美に移住した恵子ちゃんの作品。
センスの良さは、パリ仕込み?
普段は、龍郷町の芦徳で、カフェCALYPSOを経営。
おいしいので、芦徳に行かれる際には、ぜひお立ち寄り下さい。

主催者の花ちゃん
hanachan
彼女は、10年ほど前に、さをり織りの講師として友人と一緒に奄美に来島。
一年ほどさをり織りのお店をやっていましたが、
経営者の方針により、閉店することに・・
けれでも、奄美が気に入った2人は、島に残ることを決心し、
2人とも作品作りを続けながら暮らしています。
(今回もう一人は、子育てのためお休み。)
現在、彼女は、年2回の空港市に出店するほかは、紬を織ったり、
(こちらは、ほとんどお金にならないらしい・・)
実家の稼業を手伝ったりして、生計を立てています。

彼女の作品はこちら
saoriorishushuhanagoyabiwanohacha
さをり織りや紬の糸で編んだシュシュや手作りスプレー、ビワの葉茶、
アクセサリーなど、幅広く出展しています。

それぞれの作品もとても素敵ですが、てづくり市だけあって、
流木などを使ったディスプレーも趣向がこらしてあって楽しい。
tezukuriichi3tezukuriichi4
tezukuriichi5

お店番は、6組が交代でやるので、
作った人と直接話せるのもいいところ。

ぜひお出かけくださいね。










最終更新日  2010.01.03 13:17:30
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2009.12.30
カテゴリ:島暮らし
umiusagi

先日に引き続き、大瀬海岸周辺に移住したご夫婦のお話。
大阪出身の旦那様は、大学は、鹿児島大学の水産学部に入学。
学生時代にやって来た奄美の海とその時に見つけたうみうさぎ(写真)の美しさに心奪われ、
卒業後も海と関係ある仕事がしたいと、環境調査会社の海洋調査部門に就職。
日本中の海に潜って、いろいろな調査の仕事をしていました。

長年の潜水が原因なのか、数年前から体調を壊し、
早期退職して、南の島に移住を計画。
いろいろな島が候補に挙がる中、海がきれいで病院もある奄美大島を選択。
加計呂麻島なども候補に挙がっていたそうですが、
病院のことを考えて北部の土地を探していたところ
敷地内から見えるこの景色に惹かれて土地を購入。
oose

昨年家を建て、奥様と2人で暮らしています。
これが、お二人の建てられた家。
Asannoie
海から上がる朝日とさとうきび畑の向こうに沈む夕日を楽しむことができます。

となりの別荘地の敷地を借りて、家庭菜園もはじめました。
Asannohatake

奥様は、大和村出身の方。
学生時代に大学のそばに住んでいて、知り合われたとか。

奥様の趣味は、着物のリメイク。
箪笥に眠っている着物や古着などをリフォームして、洋服に仕立ています。
これが彼女の作品。
kimonojacket

中には、大島紬をコートに仕立てたものも。
tsumugicoat
(モデルは、ご本人。)
中は、リバーシブルになっています。

amaminochizu
部屋に飾ってあった、友人が描かれたという奄美の地図。
まるでヨーロッパの昔の地図のようです。

島にいれば、やりたいことがたくさんあって、退屈しないのだとか・・
このご夫婦の移住成功のポイントは、

1.もともと海に関係する仕事をしていて、海や自然が好き。
2.病気療養にふさわしい環境に巡り合えた。
3.奥様が奄美出身だった。(いざという時、身内がいるとうれしい。)
4.暮らすのに困らない収入がある。(これは大事なポイント)
5.島に暮らしていて楽しめる趣味がある。(これがないと退屈して帰る人も多い。)

数十年前に出会ったうみうさぎが取りもった奄美とのご縁。

末永く、続いてくれるといいですね。











最終更新日  2009.12.30 17:51:58
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2009.12.28
カテゴリ:島暮らし
先週の日曜日は、日頃、野鳥観察させていただいている大瀬海岸がある
宇宿集落の清掃の日ということで、微力ながらお手伝いさせていただきました。
男性軍は、草刈り。
女性軍は、ゴミ拾い。
短い時間でしたが、結構なゴミが集まりました。
oosegomi

刈った草から出てくる虫をねらって、ハクセキレイがうろちょろ。
おいしい餌にありつけたかな?
hakusekirei

さて、今日の話題のメインはゴミ拾いではなく、
そこで出会った4年前に島にIターンしたWさん。
wsan

彼女は、アパレルメーカーのデザイナー、
設計事務所の設計などの仕事をしていましたが、
暖かいところで暮らしたいと考えていた際、
図書館の本で大島紬の機織りを教える本場奄美大島紬技術専門学院の存在を知り、
そこの3年間そこで学んだあと、それまでの貯金をはたいて思い切って
大瀬海岸の近くに家を購入。
現在、機織りをして暮らしています。
wsannoie
これが彼女が購入した家。
丘の上にあり、2階のベランダからは、海が見えます。
wsannoie2

車庫だったところを改装して作った仕事部屋。
真ん中には、大島紬の機がおいてありました。
wsannoue3

これが彼女が現在織っている大島紬。
wsannoie4

驚きだったのは、こんなに複雑な織物を織りあげても
織り賃は、時給計算するとたったの100円!程にしかならないということ。
一日8時間織ったとして、一日800円、月に25日織ったとしても
2万円にしかなりません。

これじゃあ、暮らせない!
ということで、研修生になってせっかく機織りを学んでも
暮らせないからと帰ってしまう人がほとんどだとか・・

他に、紬のハギレで小物などを作って(こっちのほうがよほどお金になるらしい。)
小銭を稼いではいるそうですが、
できるだけ、お金を節約するため、自家用車は持たず、
月1回レンタカーを借りて、買い物に町へ行く他は、
ほとんど家からは出ず、土日以外は、ひたすら朝から晩まで機織りをして暮らす日々。

どうしても暮らせなくなったら、どこかにバイトに行こうと思っているらしいですが、
今のところはこの暮らしを続けるつもりだそう。
”どうして?”との問いに。
”他にやりたいことがないから。”との答え。

60になって、年金がもらえれば、
今より収入が3倍(=6万円)になるので、その日が来るのが楽しみだとか・・

まるで、画家の田中一村さんのような暮らし。
けれども、興味深かったのは、彼女はそういう暮らしを
結構楽しんでいる様子だったこと。

普通の人には、なかなかできない島暮らし。

皆さんは、どう思われますか?









最終更新日  2009.12.28 03:44:48
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2009.12.24
カテゴリ:島暮らし
rakurupan

2月13日からの移住支援促進ツアーの下見のために、
加計呂麻島の渡連(どれん)集落へ。

そこに昨年秋からIターンしたカップルの工房兼自宅にお邪魔してきました。

彼女は、機を織って、布を作り、
彼の方は、砂糖、油不使用、国産小麦、自家製酵母を使った手ごねの生地を
これも自分で作った石窯で焼いたこだわりのパンを作っています。

これが彼がつくったパン
siopan
rezunpan
kurumipan
(上から、塩パン、レーズンパン、くるみパン)

噛み応えがあっておいしい!!
作っている人のやさしさが噛むごとに伝わってきます。

rakurupan2
お店の中には、彼の描いた絵と

rakurupan3
彼女が編んだ作品がさりげなく飾ってあります。

goemonburo
夜になったら、星空の下で
上がっても、体がいつまでもあったかい五右衛門風呂に!
これも彼の手作りです。

kakeromatachigami

奄美本島よりさらにゆっくり流れる時間と気持ちの良い空気の中で、
彼と彼女の静かな暮らしは、島のリズムにぴったりあっていて、
なんだかいつまでもそこにいたい気持ちになってしまうのでした。

このすてきなパンやさんの営業は、
水、土、日の11:30~

ぜひ、お立ち寄りくださいね。

2月13日からの奄美大島移住促進モニターツアーでも
彼らの工房にお邪魔して暮らしぶりを拝見させていただきます。
ぜひ お楽しみに・・・
(立ち寄るのは、2日目です。)






最終更新日  2009.12.24 22:54:37
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