福島を知るvol4~福島に実る奇跡のリンゴと野菜~@東京杉並 開催のお知らせ
福島を知るvol4 福島に実る奇跡のリンゴと野菜 ~かつて果物の王国と呼ばれていた福島で震災後も農業を続ける方達からお話を聞く~ 期日 12月22日(日)冬至 13 時半開場 14 時~17 時頃まで会場:杉並区産業商工会館 講堂 TEL03-3393-1501http://www.suginami-ssk.com/?page_id=33参加費:1,500 円 (福島の奇跡のリンゴ(放射能検査済)の試食付)主催:福島を知る@杉並 協賛:ぬぬぬパナパナ(苧麻・芭蕉・絹・和綿・羊毛、それぞれ糸をつくるところから 携わり、その糸を染織して<布>にする、作り手達の集まり ) http://nunupana.com/予約問い合わせ fukushimawoshiru@gmail.com までゲスト 紺野邦夫氏 (福島果樹農家 奇跡のリンゴ生産者 ) 道法正徳氏(自然栽培果樹指導者 奇跡のリンゴ指導者 )佐藤喜一氏(郡山 自然栽培野菜農家)質問者 東本久子氏 (杉並区住民代表)司会者 田町まさよ(自然料理家&奄美ガイド)プログラム1.自然栽培とは何か?慣行・有機栽培との違い 話者 自然栽培果樹指導者 道法正徳氏2.一坪一羽の鶏農家から自然栽培農家へ ~ 震災が教えてくれたこと~ 話者:郡山自然栽培農家 佐藤喜一氏3.福島に実る奇跡のリンゴ ~ 無肥料無農薬のリンゴ作り~ 話者:福島果樹農家 紺野邦夫氏 指導者 道法正徳氏4.対談 福島の農業再生と自然栽培 東本久子氏× ゲスト× 田町まさよ肥料も農薬も使わない農業”自然栽培”。自然のサイクルに従って作物を育てる自然栽培は、続けることによって、土の浄化になり、また食べる人自身の体も浄化してくれる持続可能な農業。この自然栽培に挑戦される福島の農家さんがいらっしゃいます。 一人は、郡山市内で、野菜の自然栽培と自家採種に取り組む佐藤喜一さん。もともとは、自然養鶏農家でその鶏糞を使った有機栽培をされていましたが、肥料が土に与える害について知り、6年前より全面積を自然栽培に切り替えます。さらに震災後、風評被害で鶏が全く売れなくなったことから、養鶏をやめ自然栽培農業に専心することを決意。地元の仲間たちと一緒に、「旬の元氣!体が喜ぶ農と食」をテーマにした勉強会を開催。また義援金などを元に放射能測定室をつくり、地元仲間の生産物を中心に測定し、自信をもって生産物を販売することを目指されています。 もう一人は、福島市内でなし、もも、リンゴを栽培される紺野邦夫さん。 植物ホルモンの働きを活かした自然栽培果樹の指導をされている道法正徳さんとの出会いにより、震災の年、2011年、彼の指導の下、それまでの剪定方法とは真逆の立枝を残し樹を元気にする剪定方法を導入。2012年”1本の樹なら失敗しても問題ないだろう。”と1本を試験的に完全無肥料無農薬に切り替えました。そして秋、その樹から350kgものリンゴが収穫でき、食べた方達からの”おいしい!!”と絶賛の声が次々と届き、今年2013年、樹を3本に増やしました。そして今秋、たった3本の樹から約一トンものリンゴが、肥料も農薬も使わないで実ったのです。 福島第一原発事故の影響で、今も苦戦を強いられている福島の農家の方たち。そういう中で、肥料も農薬も使わないでたわわに実る”奇跡のリンゴと野菜”のことを、東京の方たちにも知って頂きたいと思いお2人と奇跡のリンゴの栽培を可能にした指導者の道法さん3人の話を聞いてもらう機会を作りました。 陰の極まり冬至の日に、放射能という陰の極まりの影響を受ける福島のことを一緒に考え、陽に転じていくきっかけが生まれることを願っています。(肥料も農薬も使わないで実った紺野さんのリンゴ)*イベント終了後、ゲスト3名を囲んで、当日18時半から懇親会を開催します。 佐藤氏他福島自然栽培農家さんの自然栽培野菜を使った野菜料理が食べられます。 会場 器とカフェひねもすのたり http://ひねもすのたり.com/東京都杉並区阿佐谷北1-3-6 2F TEL03-3330-8807会費 3,000円(食事代、プラス1000円で焼酎飲み放題付) 定員15名 要予約 申込問い合わせ iyashinoamami@song.ocn.ne.jp 福島で農業を続けることに関して、各農家さんには揺れる複雑な想いがあることでしょう。そんな中、今年肥料も農薬も使わずたわわに実ったリンゴ達は私たちに何か大事なメッセージを伝えてくれているような気がします。東京にずっと電気を提供し続けてくれた福島。そこで起こっていることを 福島の方たちだけでなく、皆様とシェアし、一緒にこれからのことを考えるきっかけができればと思います。福島と東京に電気だけでなく血の通ったあたたかいご縁ができることを信じて皆様のお越しをお待ちしています。とうとがなし(リンゴの自然栽培指導者の道法さんと生産者紺野さんご夫妻)