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2006年09月29日
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カテゴリ:旅行
旅行へ行くとなると私はまるで遠足前の子供になった気分で前日はほぼ眠れない、と言っていいくらいだ。去年、サンフランシスコへ行った時もそうだったが(詳しくは「サンフランシスコ。」へ。)、今回は自分ではちゃんと予定を立てて、ノルマをこなしているつもりでいた。それなのに前日が来ると、やっぱり「あぁ、あれもしないと、これもしないと。」としなければいけないこと(←わたしにとっては。だんなに言わせるとしなくてもいいようなこと、らしい。)がどんどん増えてしまってやっぱりほぼ眠れずに朝を迎えてしまった。何をそんなにバタバタしなければならないのか、と不思議に思われるかもしれないが、我が家の猫3匹のペットシッター兼ハウスシッターのために、やっぱり家をきれいにしておきたい、そうすると最近していなかった天井のダストバニーが気になり、焦げ付いてしまったコンロが気になる。しかも、荷造りしたはずのものを忘れ物がないか、何度も確認せずにはいられない。そう、極度の心配性なのだ。そのわりにはギリギリ前日にもキックボクシングだけは行っているのだから、本当に心配しているのかどうかも怪しい。だんなは「空港へは朝の6時には行かなきゃいけないんだから、今日は夜、12時には寝るように。」と何度も私に忠告していたのだが、結局寝たのは小一時間くらい。さすがに私も年を取ってきた。お肌の荒れが気になりつつも猫達に朝ご飯を与え(ミドリは前日にデイケアに預けた。)猫砂をそうじしたが、やっぱりバタバタなんだか様子が変だったのだろう、猫達もソワソワしながら朝ごはんを食べたように思えた。

だんなに押さえ込まれるような形で車に乗り空港へと向かった。空港について、初めてネットでチェックインするのを忘れていたことを思い出した。すでに6時に家出発の予定が6時半になっていたので(いくら空港近くに住んでいるといえど、車で約20分はかかるし、車を降りてからターミナルまで行くにもかなりの時間が要する)それでなくてもセキュリティがどれくらいの待ち時間なのかもわからないし、私達が乗る飛行機はユナイテッドで8時半出発予定だったものだから、かなりピリピリしながらユナイテッドのチェックインへと急いだ。

ユナイテッドのチェックインは。。。。。。

列がコンコースまで行っちゃうんじゃないかと言うくらいの長蛇の列だった。。。。(汗)

こんなじゃ絶対乗り遅れるよ、いくらか払わなきゃいけないけれどチェックインエクスプレスを使おう!とだんなは大急ぎで今来たばっかりの道を引き返しはじめた。私もだんなに追いつくように一生懸命、この短い足をできるだけ早く動かしながらチェックインエクスプレスへと向かった。

チェックインエクスプレスは。。。

これまたズラリな列だった。。。。(涙)

ああ、もうあかん、完璧に乗り遅れた。。。。と思いながらも列に参加し、言葉少なく私とだんなのイライラ度は高まっていった。
しかし!さすがエクスプレスと言うだけあって、チェックインをしている親父はフル回転で仕事をこなしていたのでなんとかセキュリティへは7時半くらいに行くことができた。

エスカレーターの下を見下ろして私達は愕然とした。

セキュリティは。。。。

これまたすんごい長蛇の列だった。。。(なんでやねん。。。涙)

ああ、ほんまにもうあかん。。。。

そう、肩を落とした時だった。

エスカレーターの前に立っていたスーツを着たおばちゃんが「もうひとつ、向こうにセキュリティチェックインがあるよ、そっちのほうが空いてるはずよ。」と指差してくれた。(ああ、彼女はきっと困った旅行者を助けるエンジェルだったのね。涙。)私達は感謝の言葉もそこそこに大急ぎでもうひとつのセキュリティチェックインへと向かった。

ほとんど、「走った」と言っても過言ではないくらいのダッシュをかけて、2人は急いだ。途中、なんかヤバイ行動をしているからって捕まらないかな、なんて変なことも考えていた。ぜぃぜぃ、はぁはぁ。。。。キックボクシングへは行けないけれど、今日の運動はした、ということにしておこう。。。。。それでも、おばちゃんの言葉どおり、走った先のセキュリティはとっても空いていて私達も20分くらいでコンコースへと向かうことができた。ああ、よかった。どうやら乗り遅れずには済みそうだ。。。。

コンコースへ向かい、出発時刻を確かめ、そこにも時間通り出発予定とあったので、2人とも「あぁ~やれやれ、ちょっとしたスリルだったね。」「油断は禁物だ、もうファーストクラスの人達なんて乗り始めてるかもしれないんだから。」なんて言いながら、出発場所へとまた、小走りした。その時点で時刻はもう8時だった。出発場所に着いて、猛烈にお腹が空いていたことを確認。しかもいつもなら朝起きて一番に飲むコーヒーも飲んでいない。とりあえず一番近くにある売店まで行ったのだが、ここにもまた。。。

列。。。。。(涙。涙。)

でも、飛行機の中ではたいした食べ物もでないんだし、もし搭乗が始まっていたらコーヒーは飲めないけれど食べ物は持ち入りができるから、ということで列に並んだ。だんな、私、各サンドイッチ一つとコーヒー、それからボトルのお水。25ドルなり~~~!高いっ!しかも、まずいっ!だんなも私も朝っぱらから、もうこれ以上文句は言いたくなかったからか、ダッシュをかけて走って疲れちゃったからか、空腹が勝ったのか、ただ、ひたすらにモクモクとまずいサンドイッチを食べたのだった。食べ終えてからまだ誰も搭乗していないことを不思議に思っただんなが近くの人になにやら聞いていた。私が「どうしたの?」と聞くと「サンドイッチ買いに行ってたときにアナウンスが入ったんだって。」

「僕達が乗るニューヨーク行きの飛行機は30分から40分ほど遅れるって。。。。」

い、今まで急ぎに急いでここまで漕ぎつけた、っちゅうのに。。。。。
それはないやろぅ~~~~(爆涙)

2人とも、もう、ぐったりしながら搭乗時間をなんとかしのいだ。私達の前に同じようなカップルがヨチヨチ歩きの子供をあやしながら待っているのが目に入った。だんなに「赤ちゃんがいると、旅行も大変よねぇ~。」なんて言っていたらやっと搭乗できることになった。ゾロゾロとみんなが入っていくのにならって、私達もようやくニューヨーク行きを楽しめるかと思った時だった。私達の席が一番後ろのリクライナーのない席だというのがわかったのは。しかも、超窮屈。だんなはムーっとしてるが、どうしようもない。私は早速読みたかった本を手に取り、だんなはヘッドフォンをしてテレビを見る準備をしていた。通路をはさんだお隣さんたちが座った。お隣さんは、先ほどヨチヨチ歩きの子供をあやしていたカップルだった。全員搭乗した、と思われた時、パイロットさんからアナウンスが入った。てっきり「今日はユナイテッドをご利用くださり、誠にありがとうございます。ただ今より出発いたします。」と言うんだろうと思っていたら。。。。

「現在、ニューヨークは悪天候のため、着陸用のゲートを空港が閉めておりますので出発することができません。今しばらくお待ちください。」

って。。。。。まだ遅れるんかいっ!!!

ま、でも、天気が悪いんならしょうがないわね。だんなはもうすっかりグレてしまわれて私となんか話す気もないかのようにプリプリ怒っていたが、待ってる間にテレビでフードネットワークが見れたらしくそれで少し機嫌を治されたようだった。私は小一時間しか眠っていないこともあって、ちょっとウツラ、ウツラしはじめた時だった。

「うぎゃぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっっ!!!!!!!!!!」

隣の子供がグズリ始めたのだった。飛行機の中で、行動範囲も小さくて、抱かれたくもないのに何度もお父さんやお母さんに抱かれて、嫌気がさすのはわかる。しかも、パイロットさんのアナウンスからもうすでに45分は経過していたであろう。お母さんが一生懸命あやし始めたが、子供も必死だ。泣く、泣く。ひたすら泣く。

私達夫婦は結婚してから何度も子供について語り合った。その結果、「いらない。」という意見で一致した。私は子供が嫌いではないのだが、どちらかと言えば苦手なほうなのだ。だんななんかになると苦手を通り越して「キライ」なんて問題発言もするくらいだし、動物達で手一杯ということと、私達がまだまだ子供気分から抜けきれそうにないというのがだいたいの理由なのだが、現在を持ってこの選択は間違っていたとは思わない。友人やだんなの兄夫婦には子供が2人いるから、全く関わらない、というわけでもないが、だからといって進んでベイビーシッターをするワケでもない。(できない、と思う。)誰かの子供と一緒にいる時間はそれでも最小限なんだろうな、とは思うが。

さて、この子供と接する時間最小限夫婦と初めての赤ちゃんを持つホヤホヤ夫婦が隣り合わせに座った、ということなのだ。ここに問題がないと思う人は少ないだろう。。。。その子供が泣き叫んでいるのも関わらず、私達を乗せた飛行機は、やっと重いおしりを持ち上げ離陸したのであった。離陸して、加速度が増すのと比例してその子供は泣き叫んだ。きっと耳が痛いんだろう、かわいそうに。。。。そうは思うが、私も小一時間しか寝ていない。しかも走りまくった朝であった。しんどい。ちょっとゆっくりしたい。。。。だんなはヘッドフォンをしているにもかかわらず耳をふさぎこんでしまった。ワガママな子供気分なこの夫婦にとって、この、状況で、この環境にある、というのは苦痛以外の何物でもなかったのだった。。。ホヤホヤ夫婦も必死で子供をあやしているのだが、子供も子供で自分は今、異様な状況にいる、と察したのか、泣き止まない。。。。

ニューヨークへ着いて、失礼とは思いつつ、やっと、この泣き声からも逃れられると喜んだ矢先、パイロットさんからアナウンスが入った。

「悪天候のため、ゲートが混雑しております。今しばらくお待ちください。」

。。。。。。。。。爆涙。。。。。。。。マジかぃ?天気が悪い、っつうのはしょうがないって、わかってるけど。。。。わかってるけど。。。。(涙涙涙涙)

デンバー発ニューヨークは朝8時半出発でニューヨーク時間の2時に到着予定だった。飛行時間は3時間20分だったかのはずだったのだ。それが、2時間半ズレて4時半、シャトルバスをとって、ホテルに行くにもまた一時間くらいかかるであろう。ホテルに着くのは6時過ぎ、と言う事か。朝、あわててコーヒーと一緒に押し流したかのように食べたサンドイッチも消化されつくされ、お腹はグルグルキューキューなっている。しかも、子供は泣き止まない。。。

前途多難。。。。私はこれが最初で最後のエライ目であって欲しいと願わずにいられなかった。。。。











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最終更新日  2006年09月29日 18時17分06秒
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