カテゴリ:アビスパ
試合終了のインタビューが終わる。
選手がバックスタンドに歩いてくる。 時計は午後6時をまわっり、メインスタジアムの影が長くピッチに影を落とす。 バックスタンドの真ん中はそれでもまだ、陽が差し込み、私は目を細めて逆光の中をむかってくる選手を見る。映画のシーンのスローモーションのようなその風景は胸の深いところにゆっくりと届いていく・・・。 選手入場の時。ぎっしり埋まったアウェイバックスタンドが黄色と青の人文字を掲げる。 こちらは、オモイオモイのタオルマフラーを掲げる。 口が裂けても、一体感があるビジュアルとは言い難いが、そこがいい。 試合が進むにつれ、ひろがる手拍子、響き渡るチャント。着ている服は違っても、ココロが一つになっている。一つにしたのは、ピッチ上の選手たちのパフォーマンス。 わが若きジェネラル(中町)は空気を一新させる同点ゴールを決め、ジャンボ(大久保)は渾身PKを決め歓喜を与え、そして、ロスタイム、背筋が凍るようなシュートを神山が防いだ。 福岡サポーターの歓喜は大分サポーターのため息、その逆も。あわせ鏡のように呼吸するスタジアム。うん、悪くない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月13日 21時34分46秒
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