試合前。空がすごく高かった。筆でなぞったような飛行機雲。気がつくと岡山の空は秋の空だ。
しかし、気温、湿度は真夏そのもの。ぬぐっても、ぬぐっても汗が出る中、試合を待つ。
驚いた。福岡はGKが神山→六反以外はベストメンバーだ。
そりゃそうだ。9月12日は千葉との大決戦。
試合までのリズムを作る意味では、このメンバー選択は正しい。

さて、試合。
いきなりの2失点。うち（福岡）のDFは足がそれほど速くないんだよなー。
やっぱり、岡山とは北九州市長杯からはじまって相性が悪い。
リーグ戦のことを考えるんだったら、潔く負けることだって悪いことじゃない。そんな弱気が私の頭をかすめる。

しかし、チームは私の想像を上回った。
1っ点目。コーナーキックに岡本が走りこんで、ダイビングヘッド。気持ちがこもった得点は、チームに勇気を与えた。いや、チームだけじゃない。応援する私たちにも。
福岡のチャントの声が大きくなる。
イケイケの中決めたのは、城後。でもその前の（永里）源気の突破に感動した。

２－２のまま試合は進む。中町のポストをたたく惜しいゴールがあったりした。
時間はロスタイム。
次の、千葉決戦を考えると延長だけはは避けたい。
延長するぐらいだったら、負けてもいいなんてサポーター失格の考えが頭をよぎる。

ユースケがボールを追う。
信じられない早さに、岡山のDFはボールを外に出すしかない。

押しているのはアビスパ。
ペナルティエリアでアビスパの選手が押されてPK！！！

キッカーはジャンボと思ったけど、ジェネラル（中町）だった。さすがジェネラル！冷静に決めて逆転！！！。

たのもしくなったなー。私の愛するチームは・・。


今日の試合で唯一心配なのは、田中誠のけが。大事じゃなければいいけど・・・。