カテゴリ:映画
過日、m-daxさんのページでも絶賛されていた「博士の愛した数式」今日見てきました。
良かった! とっても良かった。 穏やかで、静かで、何かに満ちたりたとても美しい映画だった。 私は数学は得意ではないけれど、嫌いではなく、むしろ数が好きなほうなので、家政婦の杏子さんが、冷蔵庫の製造番号を見て約そうとする気持ちがよくわかる。目にした数字を約したり、足してみたり、掛けてみたりするのは妙に楽しくて、嬉しい。 数学者ではなくとも、そうやって遊ぶのか好きな人間にとっては、認められたような気もし、何となく、嬉しかったりもした。 それにしても、映画全体を通じて、大きな愛を感じ、偏見のない、その現実そのまま受入、愛し、向き合う姿は美しいと思う。 "大切な事は目には見えない。心で見ないとだめだ” 昔、星の王子さまが言っていたことと同じことを、博士も言う。 少女時代に心振るわせた言葉を今また新たに噛み締め、そうだよなと感じる。 "砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ"といった星の王子さまと博士の示す数のマジック、友愛数の話や、素数・虚数と言った数字がダブって見える。 原作はまだこれからなのだけれど、それも楽しみにしているところです。夫から借りる予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは、私は原作は読んでいないので映画との比較は出来ません。
数学の苦手な私なので、難しい数学用語が出てきただけで読まなくなります。でも映画なら映像とセリフで判るのが良い所です。 寺尾聡の演技は益々円熟味を増してきているように思えます。 (2006年03月02日 00時19分50秒)
kintyreさん
初めまして! >でも映画なら映像とセリフで判るのが良い所です。 私も、博士に教わっているような気分で見ているところもありました。 >寺尾聡の演技は益々円熟味を増してきているように思えます。 本当ですね。 80分しか記憶が持たない人って、どういう人なんだろうかというこちらの疑問を、まるで普通に、こういうことなのかと自然に見せてくださり、演技と言うものを越えてしまっていたような気すらします。 今度寺尾さんをみたら、あら、記憶が戻っているわとか思ってしまうかも・・・です。 tintyreさんのようなていねいな映画紹介や感想はかけませんが、よろしければまたお越しくださいね。 (2006年03月02日 10時59分55秒) |
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