カテゴリ:読書
波津さんのマンガは、日本物、中国物、英国物などありますが、私は英国物が好きです。
このシリーズは、小学館フラワーコミックスペシャルから既に3巻でています。 短編集なので、いろいろな人が主人公になって繰り広げられるのですが、一応、全編を通しての主人公はロード・ウエストン卿。一族の男子は名誉ある先祖にちなんで、コーネリアス・エヴァディーンと名づけられていて、このウエストン子爵もコーネリアス。いとこたちも、おじさんやおじいさんたちも同じ名前でややこしいという中で、それぞれのコーネリアスにまつわる話や、社交界の話などが繰り広げられているのです。 この中で、異色を放っているのが主人公が預かっている猫のヴィルヘルム。それとそのヴィルヘルムに振り回されている優秀なバトラーのバートラム。私はこの二人(一人と一匹?)がとてもお気に入りです。 作者はあとがきで、旅行はほとんどしないので、和室の四畳半にこもって書いていると言い訳していますが、しかし、しかし、雰囲気があるんですよね。 妙なイギリスっぽさが出ていて楽しめます。 連載すら知らなかったので、3巻まとめて読む喜びを味わう事ができた喜びもこめて! 波津さんの外国モノ 本当にいい感じなんだよなあ。 ということで、 絵がないのですが、第1巻 月の出をまって 第2巻 中国の鳥 第3巻 空中楼閣の住人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月09日 22時30分10秒
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