義母は結局長期入院病棟に移り、
器官切開後にすべき治療を受けています。
介護施設でないのがかえってよかったようで
「やっぱり手当て受けんなんし、しょうがない」と諦めがついたようです。
そして「この病棟で歩いとるがは私だけや」
「みんなおかゆなんに私は普通のご飯や」
「ここで新聞読んどるもんはおらん」などと自慢します。
ある程度の優越感が持てる環境、これが必要なのかもしれません。
こういうことを言い出してから、とっても元気が出てほっとしています。

お花と薄切り果物を持って行くのが私の仕事。
イチゴよりメロンより、何より柿が好きな義母。
他の果物の時は「珍しいものありがとね」とか
「甘かったわ」などと、後日言いますが、
柿の時は「あら、おいしいがやー」と言って、即食べます。
そしてイチゴなどを食べながら「この間の柿はおいしかったぁ」と言うのです。
ほんと、元気が出てきてよかったです。
別宅
は老舗料亭のお正月飾り色々でございます。