日々あれこれ

2008/12/09(火)00:46

閲兵式

プラハ&ウイーン 2008(47)

坂を上りきると、フラッチャニ広場があります。フラッチャニ広場から正門を通って、さぁいよいよプラハ城入場!と思ったのですが・・ところが、この日は正門が閉め切られています。    中をのぞくと、中庭に衛兵さんたちが整列していますその横には楽隊も。何が起こるのか興味津々。しばらくするとパトカーに先導された車が到着。そして歓迎式らしきものと閲兵式が始まりました。どこかの国の大使が赴任でもして来られたのでしょうか?ここプラハ城は、現在も大統領府が置かれ、大統領が執務を執り行っています。写真中央、大きな門(マチアス門)の左手にはチェコの国旗が掲揚されていますが、この国旗がはためいている時は、大統領がここにいることを表しているそうです。上の写真の誰かが、もしかして大統領~偶然に、このようなところに遭遇しましたが、これを見ていて、小説「プラハの春」の一場面を思い出しました。チェコ国民の不穏な動きを感じ取っていたソ連のブレジネフ・ソ連共産党書記長が、ここプラハ城の大統領府を訪問したと書かれていた部分。きっと、今日のように、整列した衛兵や、楽隊の出迎えを受け、閲兵式を行ったことでしょう。ずしりと、何か重苦しいものを感じました。   

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