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2006.03.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
本日放課後、映画脚本の読み合わせが行われました。
動きは無しで、台詞だけの読みあわせでしたが、なかなか大変だったようです。
全体で通した後に、居残り指導というか詳しい説明を受けているキャストの方や、さらにその後頭をつき合わせて演技について話し合う監督・演技指導などその他もろもろの映画製作スタッフの姿が見られました。

脚本に書かれていることの表現の仕方一つで本当に全く意味が変わってしまったりしますからね。解釈は人それぞれですが、全体の流れを見失わずにいいものを作っていただきたいと思います!
本日参加された方々お疲れ様でした。



タイムマシーン 47: 芽

私が教育ポリシーとしてよく気を配っていたことは、人を育てると言うことでした。人は人を呼びさらに人を育てる。点数や国公立に何人通したかではない「人」を育てるということがいつも最重要課題でした。

そのために極早い時期から可能性のある人を・・・特に下級生である1年生を多く起用することに意識を向けていました。
それは『らぶふみ』に限って述べても、開催時期はこの年の11月。当然現2年生は3年生になり受験勉強で追われ国民文化祭どころではないのが目に見えていたのもあります。
来る新1年生も沢山関わってもらわねばなりません。

そういった事でなるべく現1年生の意見はよく採用したし、重要なポストに必ず数人下級生の人材をつけておきました。映画のスタッフもそうしたつもりです。


これは「種をまく」という気持ちの大きな私なりの作戦でした。

ひいてはこれが『らぶふみ』とか『国民文化祭』といった短期的な小さいモノに留まらず、生徒や学校の未来を大きく形作ると信じていました。 

事実、映画について言えば徳山高校は、この『らぶふみ』が始まる2年前から映画を連続で作っていましたし、美術展示も教室全体を絵の具だらけにしたり、真っ赤に彩るなどのインスタレーションを高校生達が平気でやってきていました。それらに関わった人材が次へ次へとつながってここまで来ていたのです。その過去がなければこんなプロジェクトは立ち上がらなかったでしょう。

卒業生達が大学の休みで帰って来ては悔しがっていましたっけ? 「先生 どうして私たちの時にこんな楽しいことしてくれんかったん?」







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最終更新日  2009.01.06 19:58:22
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