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カテゴリ:制作日記
本日朝九時よりおそらく通算三度目(?)となるであろう廃校休校訪問がありました。メンバーは、これまで廃校休校へ行っていないスタッフ&アーティストの方々でした。
やはり廃校休校を実際に訪問すると、それまでの想像だけではなく、それぞれの学校の雰囲気というものを感じ取ることができたようでした。 そして今日は午後13:00より、スタッフ・アーティストの方々・先生方で美術館会議が行われました。 本日、徳山高校まで来てくださったのは、平面絵画でご活動中の渋谷清さん、陶芸でご活動中の渡辺靖浩さん、インスタレーションでご活動中の藤井孝美さん、同じくインスタレーションでご活動中の河村成次さん、立体でご活動中の吉村祥子さん、ファッションでご活動中の片山涼子さん、書にてご活動中の坂本和美さんでした。本当に有難う御座います! らぶふみ企画の簡単な経緯や、きっかけなどを簡単に説明した後、実際に廃校休校へ行っていただいて、アーティストの方々がどんな美術館を想像したのかというのを抽象的にお話頂きました。その後、廃校休校三校を美術館・映画館にするのに、各校ごとのテーマは必要なのか否かということについての話し合いをしました。こうして外の方から色んな意見を聞くことで、私達もどこへ進めばよいのかなかなかわからなかったことも見えてきます。 会議が終わった後は、今日のこの会議でわかったやるべきこと、出来ることや、春休みに進めておかなくてはならないことを確認しました。 会議自体は、司会である私の準備不足や、スタッフの認識の甘さというか伝達の不備などもあり、決して全て上手く運んだ会議ではなかったのですが、それでも得たものはあったのではないか、と思います。 参加された皆さんほんとうにお疲れ様でした! また、映画の方でノイズが心配された3/17撮影シーンですが、一年の技術系スタッフK君の奮闘により、撮りなおしはなさそうです。 よかったです・・・・本当にお疲れ様でした! タイムマシーン 52: アーティストとアルチザン アーティストは、ある意味強烈です。自分に正直に生きてこられた方が多いからでしょうか? 多少、子どもの意図を理解せず先走った意見もあったように思います。 自分自身アーティストとして意見を言うのか?主催者側として意見を言うのか?悩んだ会議でした。 自分の経験では、自分の色を他人に無理矢理塗りつけるのはARTではないと強い信念がありました。それをするのは、商店街のシャッターに落書きをこっそりしておいて、『これはARTだ!』と嘯く輩とかわりはありません。 また、ここではこの美術館開催の根底に『子ども夢プロジェクト』というのがありましたので、そこを外さないようにしなければという思いが強くありました。協力していただいて、とても感謝していましたが、アーティストの方々にそこを理解してもらわなければ本来の意味がなくなりますので、そこはしっかりと述べたつもりです。 ただ、生徒たちも自分たちの意見がちゃんといえてないのも悪かったですね。内心ギリギリしてみていました。その方がどんな偉い人であろうと、通すべき話は通していないと、後で後悔するようになりますから、身をもって私は生徒たちに示したように思います。(前述したテーマのお話はこの時のことでしたね。記憶が曖昧でした。) 一方、映画のお話。ここで初めて出てくる「一年の技術系スタッフK君」は徐々に皆にその力を知らしめていた頃ですね。パソコンや電子工作の能力に長け、『オタク』というよりは当に彼は『アルチザン』と呼ぶべき人でした。後にはさらに大きな力を発揮し、このプロジェクト全体の命運を左右した人物といってもいいでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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