姫ちゃんとカイザーのカップリングで生まれる子猫達は生まれた時はアリシアさんの
子猫よりちょっと小さいのですが、姫ちゃんが安産なので生まれてくる子猫達は
いつもとても元気で、しっかりしててすぐにママ猫のお乳に吸いつきます。
そして成長過程もアリシアさんの子猫達より早いです。猫ベッドから転げ落ちる
のも、離乳食を食べたがるのも自力でトイレを使うのもなんでも2週間以上
早くできるようになります。
姫ちゃんの子育てはたっぷりお乳を飲ませて、飲ませている間にお尻の世話をし、
子猫が満腹して眠ってしまうと、「やれやれ、やっと寝ついたわ」という顔をして
そーーっと猫ベッドから這い出して他の猫達と一緒にご飯を食べたり眠ったりします。
子猫が目を覚まして「ピーッ」と鳴くと、さっと子猫のそばに戻って哺乳再開。
自分が猫ベッドから離れている間、他の女の子達が子猫の世話をしていると
「助かるわぁ♪」という感じで自分がそこに戻った時、子守りをしていた猫の顔を
一生懸命舐めてお礼をしています。
今回の子猫達はカイザーでなくカーボン君の子ですが、今までの様子だと
更に成長過程が早いように思います。
片親が一緒でもこんなに違うのに驚かされます。
出産の時もアリシアさんは陣痛の間ずっとウロウロと歩き回っていて落ちつきが
ありません。そしてまず人間のように破水して、それから子猫が子猫で生まれて
来ます。
ところが姫ちゃんは出産用の猫ベッドを前足で踏み踏みしていよいよの場合に
踏ん張りがきくようにクッションの位置を整え、準備に余念がありません。そして
破水せず、卵で子猫を産みます(激爆)
え?意味不明?えーとですね、羊水が入った羊膜に包まれたままの状態で
子猫を産むのです。丁度縁日で売ってる水の入ったゴム風船のヨーヨーのような
状態です。ですからアリシアさんの子猫は逆子だったりすると臍の緒が子猫の首に
巻き付いてしまったり、子猫の細長い手足が産道に引っかかったりと色々大変
なのですが、姫ちゃんの子猫は逆子だろうがなんだろうが羊膜に包まれたままです
から、引っかかりがありません。ツルリツルリとウルトラ安産で産まれて来て、私が
羊膜を破ると羊水が溢れて「ピー」っと産声を上げるんです。