テーマ:猫のいる生活(138893)
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中途半端な猫好きが猫を不幸にする?
実家の元裏隣(道路に面した玄関が並んでいるお隣さんではなくて、勝手口が塀を隔てて向かい合っている背中合わせのお隣。今は引っ越されたのでここに書けるというもんです!)の家に住んでいたご一家の奥様が自称(!)猫好きさんでした。 そこにそのご一家が住んでいた7年の間にそこのお家の猫ちゃんが4回ぐらい代替わりしました。といっても元いた子の子猫の代になるということではありません。死んでしまってまた同じような外見の子猫をどこからか貰って来ていたようでした。いつも真っ白な雄猫でした。 そこのお家の猫の飼い方は子猫のうちだけ室内で可愛がって、大人になるとお出入り自由というより”外飼い”で、勝手口の脇に猫用の餌と水入れが置いてあり、奥様の気が向いた時だけどちらも満タンに注ぎ足していましたが、定期的にご飯が置かれているわけではありません。第一、それではそのご飯を自分の猫が食べたのかさえわからないですよね? 猫も大人になって外飼いになったばかりの頃は一応毎日定期的にお家に帰って来ていたようでしたが、勝手口で鳴いてもドアを開けてもらえないし、ご飯が貰えないことが度重なると段々と3日に一度とか1週間に一度とかほとんど帰って来なくなってしまいます。 どの白猫も白い毛が段々と薄汚れてねずみ色になり、近くで見ると顔をノミが走りまわっているのが見えます。掻き毟った引っかき傷だらけです。そしてさらにいつも喧嘩傷が絶えず、そこから血膿が流れ出てたり、ある時は尻尾の骨が見えるほど怪我をしていた時もありました。それに私が気がつくのはそうやって怪我をして具合が悪くなると飼い主に何とかして欲しいのでしょう、頻繁にお隣に帰って来るので見かける頻度が高くなるからです。 ところが猫がいくら外で鳴いてもお隣の勝手口のドアは開きません。そこで当家の猫達の声を聞いて、ここならなんとかしてくれるかも?と思うのでしょうかお隣のではなく当家の縁側の下でうずくまっていたりするのです。そんな状態では自分の家の子達に何かうつされそうで可哀想だと思いながらも当家に入れて上げることは出来ません。せめて手当てをしてご飯を食べさせてあげたいと思いますが、怪我のせいで気が立っているのでしょう近寄ろうとするとさっと逃げてしまいます。 そうなると次の段階まであと少し。。。しばらくするとお隣の奥様が当家にまで聞こえるような大声で「シロちゃん、シロちゃん!」と泣く声が聞こえるので何事かと当家の台所の窓から覗いて見ると、奥様が泣きながらその猫の亡骸を生ゴミ用の黒いビニール袋に入れて勝手口脇のゴミ用のポリバケツに捨てるのが見えるのです。 そしてそれから1週間もしないうちにどこから貰ってくるのか、また白い子猫を飼い出すのです。 そういうことが4度繰り返され、あまりの憤りに我慢し切れず、「ご近所なんだから揉め事は止めて!」という母の静止を振り切ってそのお宅に乗り込みました。(乗り込んで行った時のことはまた別の機会に書きますね) 母も気になって洗濯物を干す時に顔が合ったりすると、それとなく『どうしてお出入り自由にしているのか?』とか『いつも怪我をしているけど、獣医さんには連れて行ってるのか?』などをそれとなくたずねていたのですが、それに対する答えもまた腹の立つ内容でした。 ご主人が猫嫌いなので、室内にトイレを置くと臭いと怒られるから外に出すとか、家の猫はお宅の猫ちゃんと違って外に出したからって盗まれるような猫じゃないからとか、外に出さないと暴れて家の中が荒らされるから等々身勝手なことばっかりでちゃんとしたまともな理由などないんです。 流石に母も腹に据えかねて「それなら猫ちゃんを飼わなければいいのでは?」と言ったそうですが、それに対しては「猫好きなので1日も猫のいない生活は耐えられない」とのこと。まったく呆れ果てる以外にありません。 それが猫好きのすることかーーーー!(怒) なのでございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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