アトピー奮闘記娘は生後2~3ヶ月ころから乳児湿疹、半年ごろからアトピー性湿疹と診断されました。 娘は頬一面に赤い湿疹がびっしりできていたので 普通にお散歩していても<どうしたの?この子は?> と質問攻めにあうこともしばしば (ほとんどがバァバ世代のひと) 傷つくようなこともいっぱいいわれたなぁ~ 顔がかゆくて、バスタオルや枕などで 自分でこすっていて気づいたときには血だらけの顔のときも。 そんなときは切なくて泣きました・・・・ 皮膚科の先生も場所によって治療方針が全然違う。 私は、娘が女の子なので(顔だし)ステロイドを使わずに 治療している病院を探していた。 (ステロイドは皮膚の深層にいつもでも消えることなく 残っていて、使用をやめた後でも数年後に突然表皮に 出てくることを以前聞いていたため) でも大半のお医者さんは短期で使って早く直してあげたほうが いいっていうところが大半で。 人づてに聞いてやっと見つけたのが ず~っとお世話になった皮膚科。 アレルギーテストでは卵はもちろんのこと 小麦、大豆、米、ほうれん草、ごまetcなど いろんな商品にひっかかってしまって離乳食に 何を食べさせたらいいのか分からない状態。 でも先生は、卵以外はそんなに神経質にならず 1日少~しだったら与えてもいいですよ。 逆にず~っと与えないで、ある日突然与えたときに ショック症状になるのも困るので。 という少しほっとするようなアドバイスを いただいて離乳食は少し遅めにはじめました。 かぼちゃやジャガイモを主にたべていたかな? この皮膚科に週1回通うことになったのですが、 これまたすっごく混む皮膚科なので順番取りが 壮絶なのです。診察は11:00~なのですが 朝の7:00から病院の前でみんな並びます。 9:00に受付が開いて診察券を順番どおりに並べる仕組み。 そして11:00以降にまた出直す。 当時私は車を持っていなかったので、 ベビーカーを押して40分の道のりを2往復してたんですよ(涙) でもさすがに疲れてきたので、娘をおんぶして 自転車こいで通ってました。 そのころはオシャレなんて言葉どこかに吹き飛ぶくらい 髪を振り乱して毎日を過ごしてましたね~ 病院に通うほかに、人づてに聞いた民間療法的なことは ありとあらゆることを試しました。 アトピーにいいという温泉があると聞けば入りにいったり。 治療も一進一退を繰り返している感じがして焦って・・・ 初めての子供だから写真もいっぱい取りたかったんだけど。 でも今日は顔がひどいから撮るのやめようって、日ばっかり。 今、残っている赤ちゃんのころの写真は状態が安定しているときに 撮ったものなんだけど いま、振り返ってみると、それでも痛々しいほどひどい・・・ そんなこんなを繰り返しているうちに 娘も年齢が立つほど抵抗力がついてきたのか 3歳になるころには、ほとんど見た目にも分からないほどに お顔もきれいになった!! 皮膚科の先生にも<3年間良くがんばりましたね>って 声かけてもらったとき、思わず泣きそうになりました。 先生いわく治療に即効性を求める患者さんが多くて困ってる。 特に赤ちゃんや子供の皮膚は薄いので、強い薬を使うと 副作用が心配なので使いたくないが、なかなかよくならないと いって途中で来なくなるひとが多いのだそうだ。 うん、そのお母さんたちの焦る気持ちは痛いほど良く分かる。 私も何度もくじけそうになったことか・・・ でも私は治ると信じて通い続け、結果運よく良くなった。 今では卵も1人で食べられるほど、アトピーとは無縁になった娘。 あんなに赤かった頬も今では信じられないほどすべすべに(^-^) ステロイドを使わずに治療を続けてよかった! n |