313690 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

☆じゃんきー☆のあふぉな日々(´ロ`;)ノ

『SILENT☆ANGEL』 最終章

興奮気味に話し終えた雪村。その表情には満足げな笑みが垣間見えた。

語り終えた雪村の横顔を見ながら三原がたずねた。
「それでどうなったんですか?」

雪村はふぅっと大きく息を吐きつぶやいた「私の話はここま
でだ。彼女は大学に進学し、今は結婚して幸せに暮らしている
よ」

「あなたは?」三原はけげんな表情で尋ねる。

雪村はサバサバした表情で答えた「相変わらずさ」

「もったいないなぁ、彼女と幸せになれたんじゃないですか?」

「おいおい、私は牧師だよ。聖職者だよ。」

「そうでした。すみません。」三原は雪村に笑いかけた。

「私はこれがきっかけで牧師をしていく自信がついたのさ。
牧師として確立し、牧師としての心をつかむことが出来たんだ
よ。今日の話はその証しさ。キミも自己の確立の証しを速く立
てることだね。その為に今日何をするのか?をみつめながらね
。」

三原は笑顔を見せ言った「はい。いい話をありがとうございま
した。頑張ります。」

「じゃあそろそろ帰ろうか」

「はい、お疲れ様でした」

「あぁ、来週もここだからみんなに伝えといてくれないかな


「あ、はい。それじゃ失礼します」

帰っていく三原 たたずむ雪村 

懐から手紙を出す(美奈宛)

そしてゆっくりと手紙を破る

「・・・ありがとう、美奈」

雪村は手紙を丸めて捨てた

そして公園を去っていったのだった。

雪が降る街ですれ違った楽しそうな親子の中に
美奈の姿があったことに雪村は気づく事はなかった。。。


END


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.