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2010.08.01
カテゴリ：わんこ
チビタへの、皆さんの言葉、ありがとうございました。 一か月以上経った今でももちろん忘れることなど 出来るはずもありません。 まだ姉さんのハウスはそのままですし お散歩に行っても キンタの隣をひょこひょこ歩く姉さんの姿さえ 見えるような気がします。 でもね、私もダーも、そしてキンタも つらい日々を乗り越えて元気です。
特にキンタは・・・・・。 初めて一人っ子になったキンタ君。 ずーーーっと姉さんのことを看てきたので きっと心の中はぽっかりと穴があいているでしょう。 チビタが逝ってしまってからしばらくは キンタがどうかしてしまうのではないかと 不安な日々が続きました。
チビタがいなくなって半月くらいたった頃のこと。 私が五日間ほど、夏風邪で寝込みました。 熱も出たので仕事も休み、外出も出来ず ずっと家で寝ていました。 当然キンタの散歩はとーちゃんひとりで。 「かーちゃんが来ない・・・・・」 姉ちゃんが居なくなって、かーちゃんまで居なくなる。 キンタが不安にかられるのも無理はありません。 キンタの様子がおかしくなりました。 そして私が寝付いて四日目の夕方の散歩のとき。 ダーが私に電話してきました。 「キンタがおかしい・・・急に歩けなくなり横になってる」と。 熱があるのも忘れて私は車に飛び乗った。 キンタ・・・キンタ・・・どうした？ チビタ、まさかキンタを連れていくつもりじゃないよね。
私の前方に、とーちゃんの傘が見えた。 キンタが道路に横たわっていたかと思うと 急に起き上がって座った。 そして私の車の方を見るなり 「ぐふふふふふ、がーぢゃあん、来てくれた～ しっぽブリブリで私に駆け寄ってきた。 おいおい・・・・
そこは近所の会社の駐車場で、ちょうど退社時刻。 みんなキンタを心配して通り過ぎて行ったらしい。 とーちゃんもどうしてよいかわからず立ち尽くす。 ところがかーちゃんの車のエンジン音を聞いただけで 「ぐふふふふふふふふふふ」と満面の笑顔で 私の車に乗り込んできた黒い馬 まんまとしてやられました。 どうすればかーちゃんが来てくれるか 三日三晩、寝ながら考えたのでしょう。 さすが悪知恵の働くやつです。
とーちゃんの立場、まったくありませんね。 かーちゃんは、もう笑うしかありません。 キンタさん、さすがです。 そして、キンタはかーちゃんベッタリの 超超超甘えん坊になりました。
姉さんの介護ヘルパーの仕事も兼ねていたキンタは そのお役目を終えたために、七月からは 朝、会社に出勤したあと (昼間はずっと寝て過ごし) 夕方から私たちの家に帰ってきます。 にゃあこさんとの距離は日に日に縮まりました。 あ、でもまだまだですよ。 時々にゃあこにフーシャー言われてますから。
私がリビングのソファーベッドに寝転ぶと 右の脇腹ににゃあこが陣取り 左側にキンタが寝そべり・・・。 ニコルっちがメールに書いてくれたこと 『甘ったれのキンタがにゃあこさんと寄りそう図、 そう先のことではないと思うよ』 なんかね、私もそう思えるようになってきました。 今度の冬は、キンタとにゃあこがくっついて寝てると いいなぁ～と思ったりしてます。
とにかく最近はキンタが甘えん坊で どこに行くのも一緒で 私たちの生活がずいぶん変わりました。 次の日記では夏のおでかけのことを 書きましょうかね。
あ、そうそう、今日は姉さんが我が家に来ていたそうですよ。 私はキンタの声しか聞いていないのですが ダーが見ていたそうです。 キンタがチビタに向かって 「姉ちゃん、ごはんくれ、お願い、ごはんくれ」と いつものように平身低頭お願いしていたらしい。 私はベッドの中にいたのでキンタの声しか聞いてないけど 確かにあのキンタの声はそう言っていた。 姉さん、来ていたのですね。 お盆にはまだ間がありますよ。 あ、四十九日もまだでした。 またいつでも来てね。皆、待ってるから。
長くなりました。 何とか元気です。 ご心配くださった皆さん、ありがとうございました。
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