狂犬病予防法改正の署名のお願い☆
昨日ふとしたことで「狂犬病予防法」を読んだエル姉。それで急にいてもたってもいられなくなり、↓このお願いごとをアップしました皆様は狂犬病予防法改正を求める署名活動が行われているのをご存知でしょうか?保健所に収容されたワンコが切ない瞳で何かを訴える姿は『どうぶつたちへのレクイエム』を始め、色々なメディアを通じてご存知のことと思います。迷子になった子も、飼育放棄された子も、売れ残った子も、みんな保健所に連れてこられます。それは「狂犬病予防法」という法律に基づいた処置です。では、そこで定められた収容期間がどれくらいかご存知ですか?自治体ごとに違いはあるものの、この法律で定められた「命の時間」はたったの3日。。。。。。たった3日で迷子の子が見つかる?飼育放棄された子の里親が見つかるの?たぶん無理。。。それなのにどうしてこんなに短いのでしょう??理由は…「狂犬病予防法」はワンのための法律じゃないから。昔の日本は野良犬が多くて、狂犬病のワンに噛まれて人間にうつる危険がたくさんあったそうです。だから「狂犬病予防法」は、「狂犬病の発生を予防し、そのまん延を防止し、及びこれを撲滅することにより、公衆衛生の向上及び公共の福祉の増進を図ること 」を目的として定められたそうです。そう。。。この法律の管轄は農林水産省でも環境省でもなく厚生労働省。つまり「保健所」や「動物愛護センター」は日本の動物行政の基礎を担っているものの、それは動物愛護に基づくものではないんです。これで”動物愛護”センターってぇ~?不慮の事故による迷子犬も、たった3日という短い命のタイムリミットのせいで飼い主の元へ戻れなかった子も多かったはず。また飼育放棄した憎むべき人間や無責任な繁殖や販売業者達が持ち込む子達を、行政の”義務”として当然のように保健所で引き取り殺処分し続けていたのです。何でこんな身勝手な人間のために「狂犬病予防法」に基づく対応がなされなければならないの?制定当初は必要不可欠だった法律が一人歩きしていつしか"悪法"となる典型的なパターンです。あの可愛い天使達を殺していたのは私達の税金なんだ…と思うと一層胸が潰れそうになります。現在の日本には狂犬病の発症報告はありません。ってことは今まで処分されてきた子は全て狂犬病とは無縁の子達ばかり。厚生労働省統計によると狂犬病に罹患していたわけでもないのに、この平成になって以降16年間で2,952,597匹の犬が、この法により殺処分されてきたそうです。檻の中で命のカウントダウンを感じながら悲しい目で見つめていたワンコ達に何の罪があるっていうのかしら?本当は多くの人たちが何とか助けたい…って思っているはずなんです。でも、この法律が変わらない限り物理的に無理現場の方々の自助努力で良い方向に向かっているものの、最低ラインが変わらない限り、人件費やランニングコストなどを考えれば最低ラインで運営する自治体がなくなりません。返還率の低さについてはアニマルポリスのサイトにデータが載っているので見てくださいね。去年は動物愛護を目的とした動物愛護法が改正されました。でも国の法律だというのに方向性だけは示したものの多くは各自治体任せ。最後の質疑応答において環境大臣から動物愛護のための予算すらはっきり答弁されませんでした。法律の趣旨が現場で生かされるのはまだまだ先のことになりそうです。そこで「日本にアニマルポリスを誕生させよう」のサイトでは「狂犬病予防法」に定められた”命のタイムリミット”を延ばし、以下のことが実現することを目標に署名を集めています。*殺処分頭数を減らすこと*収容動物の返還率を向上させること*収容期間中の健康管理を向上させること*再飼養の機会を増やすことご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、自分の分だけでもいいのでゼヒゼヒ署名にご協力くださいね。もしお友達にも協力してくださる人がいらっしゃったらゼヒ声をかけてくださいね。詳しい要望趣旨はこちら。署名用紙はこちらです。面倒臭いことには「仕方がない…」と言って目をつぶり、弱い者をかえりみない。そんな日本にはしたくありません。動物と共生できる幸せの国、日本の実現を夢見て。。。emiさんの今日のブログでも署名のお願いがありました♪里親会の方も覗いてみてね(*'ー'*)/それからemiさんの掲示板で教えてもらいました。どうしてなの?。。。罪なきものからのメッセージです。ゼヒ耳を傾けてみてくださいね。